2021年の1年間を通して地球と人に優しい習慣を身につけるための #わたしのサステナブルウィッシュ。
ズボラなわたしが自分なりにできる範囲で取り組んだ1年間のサステナブルな暮らしの実践は、地球全体で言われている環境や社会問題など多くの課題を解決するなんて大それたことはできませんでした。
それでもこのチャレンジを通して「サステイナブルの本質」を考えられたと自負しています。
2022年はさらにパワーアップして #わたしのサステナブルウィッシュ2022 を実行していきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ ・サステナブルに興味のある人 ・自分のできる身近なことから自然に優しい生活をしたい人 ・ナチュラル志向の人
Contents
独断と偏見でわたしが考える2022年注目したいサステナブルトレンド

サステナブル製品が常識に
サステナブル製品はサステナビリティのトップトレンドの1つになったと言える2021年。これは「Z世代のおかげ」と言っても過言ではないはず。
今後数ヶ月から数年のうちに、サステナブル製品が消費者の間で必須となることを期待できるのではないかと思います。
1990年後半から2000年代に生まれたZ世代は他のどの世代よりも、気候変動、生物多様性の損失、そしてこれらの問題を解決するために努力しなければならない責任を自覚している世代と言われています。
調査によると、こうした若年層の54%がサービスや製品を購入するかどうかを検討する際に、企業の環境・社会的取り組みを「非常に重要」または「極めて重要」と考えているそう!
Z世代が社会人となり購買力が高まっている今、企業は環境とサステナビリティに真剣に取り組む必要があると言えそうですね。
具体的なサステナブルな消費財で予想すると、『食品』、『ファッション』、『ライフスタイル』が注目できそうです。
食品
現在、食糧生産は温室効果ガスの26%を占め、生息地の破壊や淡水の消費にも大きく関わっていると言われています。
わたしたち消費者の中にはこうした事実を以前にも増して認識している人も少なくないのでは?少なからず、ヴィーガンや植物由来の食事スタイルが広まっているのは、そうした理由が大きく影響を与えているはず。
パンデミックの期間中、植物由来の肉や乳製品の代用品の消費は増加していると言われています。例えば、米国では代用肉の売上が140%も増加したと言うデータもあります。
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ファッション
わたしは、ファッションブランドはサステナブルでなければ、消費者の支持を得られないと言っても過言ではない時代になりつつあると思っています。
ある調査によると、38%の消費者が、好みの衣料品ブランドから、より優れた環境・社会的慣行を実践している別のブランドに切り替えたというデータもあります。
ライフスタイル
サステイナブルと言うと「敷居が高い」「何をすれば良いか分からない」「自分のことでいっぱいいっぱいでそこまでできない」なんて方もまだまだ少なくないはず。これは「”サステナブル”=自然環境問題や社会問題」と言うイメージが強いこともあり、一部の人を覗いて浸透がしていないのではないかなと思っています。
けれど、サステナブルとはライフスタイルの手段の一つでもあり、箱を開けてみれば実はとても簡単で便利なことがたくさんあります。
例えば、自動車の利用をやめて徒歩や自転車に切り替えてみたり、持続可能な包装やより少ない包装というオプションを選ぶようにしてみたり、負担のかからない限りデジタル化を利用してみたり…より身近なことからチャレンジしていければ自信にもつながりますよね。
ESG投資
『ESG(Environmental, Social and Governance)』は、環境と社会的善を指針とする投資形態。銘柄の名前ではなく投資先の企業を評価する際に、企業のESGの取組みに着目するという投資スタイルのことをいいます。
パンデミックが始まって以来、ESGは人気のあるサステナビリティ・トレンドの一つで、2021年のサステナブル界隈での”バズワード”ではないでしょうか。
このESG投資は、個人投資家の中でも「投資をこれから始めよう」と思っている人や、若年層にこそ実践してほしい投資法とも専門家の間では言われています。
ESG投資は、長期の資産運用を前提としているので、リスクを抑えた投資がしたい、または将来の老後資金づくりをしたいという人にはとても向いた運用手法なんだとか。
具体的な投資商品としては大きく分けて以下の2つ。
- ESGの取組みが評価されている個別企業の株式
- ESGをテーマとした投資信託、ETF(上場投資信託)
個人でも、自分のお金をサステナブルに循環させる人が、2022年はより一層増えるかもしれませんね。
参考: 子育てとお金の情報サイトSODATTE presented by 大和証券 『SDGsとの関係は?投資ビギナーが個人でも実践できるESG投資法とそのポイント』
再生可能エネルギー
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産することが可能。低炭素の国産エネルギー源です。
日本では電源構成比率22~24%のエネルギーミックス水準を2030年までに実現したいという目標を立てていますが、現時点では再生可能エネルギーの導入で世界の後進国。
米国では、今後再生可能エネルギーが主流になってくるとも言われる中で、日本国内でも再生可能エネルギーを長期安定的な主力の電源にしていくために、認知を広げていく必要がありそうですね。
在宅勤務
在宅勤務というライフスタイルは、サステナビリティのトレンドの中でも型破りなものかもしれませんが、その効果は驚くほど高いと言えるのではないでしょうか。
コロナ禍によって否応無しの在宅勤務へのシフトではありましたが、在宅勤務も環境にはとても良いことがわかりました。例えば、自宅で仕事をすれば、道路を走る車の数やオフィスビルで使うエネルギーが減るので全体の温室効果ガス排出量や化石燃料の消費量を減らすことができるのです。
2022年のサステイナブルウィッシュのテーマは『住まいと暮らし』

2022年も毎月一つひとつのサステナブルウィッシュを叶えていこうと思います。
2021年は思いつくものをリストして実践していきましたが、今後注目されるであろうとわたしの独断と偏見のサステイナブルトレンドを踏まえた上で、2022年はよりわたしたちの身近に焦点を当てていこうと思います。そして『住まいと暮らし』をテーマとしたサステナブルウィッシュを作ってみました。
2022年は一般人であるわたしの日々の暮らしによりサステナブルを落とし込んでいきたいと思っています。
月 | サステナブルウィッシュ |
1月 | 旧正月前までにナチュラルクリーニングでおうちをピカピカに |
2月 | シャンプーバーを使ってみよう |
3月 | |
4月 | |
5月 | |
6月 | |
7月 | サステナブルなバスルームを作ろう |
8月 | クリーンビューティーを実践 |
9月 | 子どもと一緒にガーデニング |
10月 | ESG投資を勉強→はじめる…?! |
11月 | チャリティーヨガを開催 |
12月 | 総まとめ |
サステナブルの本質

わたしの2021年はサステナブルウィッシュだけではなく、専門のヨガをとても深めた年です。まだまだ日本ではエクササイズとして認知されているようなヨガではありますが、本来のヨガは生き方を示してくれるようなもの。
「どうして生きているんだろう」「わたしはどこから来て、どこに向かっていくのだろう」といつしか疑問に思うようなことをこの1年間は深く理解できるようになった気がします。
答えはシンプルで、人は自然の一部だと言うこと。
自然の一部として生まれて、自然の一部として調和して、自然の一部として還っていくのだと思っています。生まれるところと、還っていくところは、おそらくできているのですが、調和することが上手にできていないのかなと思っています。調和できいないありのままを受け止められていてないから、変化に順応できていないのかもしれません。
今まで通りになんて何もいかないし変化するのは当たり前。それを理解した上で、変えられるものと変えられないものをしっかりと見極めていければ、きっと自然の変化にも順応できるようになるのかなとも思っています。
それこそが、わたしが感じているサステナブルの本質です。
2022年も変わらずに、自分の真実を貫いていきたいと考えています。応援どうぞよろしくお願いいたします。