洗濯周りのエコを見直してみたら衣類への愛着アップ!5つのおすすめエコ洗濯アイディア#わたしのサステナブルウィッシュ

毎日習慣にしていることの一つが「洗濯物をする」という人も多いのではないでしょうか。

わたしは、洋服は大好きなので洗濯をすることも大好きです。けれどたくさんは持っていないこともあり数少ない洋服を長く愛用するためにも洗濯方法にはかなりこだわりを持っています。

洗濯洗剤や柔軟剤の選び方、また干し方、畳み方、収納方法まで、日々研究を続けていく中でよく思うのは、洋服はわたしたちが社会的に最低限の生活をするための必需品のため日々感謝しながら大切に使いたいアイテム。そして、洋服もまた自然からの分けてもらっているということを忘れてはいけないということ。

3月 #わたしのサステナブルウィッシュ2022  チャレンジは、「洗濯周りのエコを見直す」です。

自然環境に配慮した暮らしを持続可能に送るためには、新しい取り組みをするよりも日々の暮らしの中で習慣化されたことに少しずつ変化を加えていくことで”楽に”取り組めるのではないでしょうか。今回のチャレンジは、まさに誰でも習慣的に行っていることに使うアイテムを変化させればいいだけ。

今回は、改めて見直してみたこととわたしが以前から実践していたことを合わせてご紹介します。

「何から始めればいいか分からない」という方などの参考になれば嬉しいです。

#わたしのサステナブルウィッシュ2022 って何?

2021年よりスタートした連載企画。1年間を通して地球と人に優しい習慣を身につけるための #わたしのサステナブルウィッシュ

ズボラなわたしが自分なりにできる範囲で取り組んだ1年間のサステナブルな暮らしの実践は、地球全体で言われている環境や社会問題など多くの課題を解決するなんて大それたことはできませんでした。それでもこのチャレンジを通して「サステイナブルの本質」を日々考えることにつながっていると自負しています。

2022年はさらにパワーアップして #わたしのサステナブルウィッシュ2022 を実行していきます!

洗濯周りをエコにしたい理由

Photo by Dan Gold on Unsplash

水質汚染や化学物質の拡散

実は家庭での洗濯が環境に与える負荷は意外と高いそうです。

例えば、簡単にイメージできるのは衣類の洗濯使用される洗剤や柔軟剤による水質汚染、温室効果ガスの排出のほか、石油由来の化学繊維であるマイクロファイバーやマイクロプラスチックによる有害な化学物質の拡散など…このあたりは、エコに関心のある方の間では一般的に知られていることかもしれません。

エネルギー消費が多い

また学術誌『Sustainability』に発表された論文によると、家庭用洗濯機によって世界全体で約20兆リットルの水と電力100TWh(日本の年間総発電量は約1,000TWh)が消費されているんだとか。日本だけでみると年間3兆リットルの水と2.5TWhの電力が洗濯に費やされているという計算になります。

ちなみに、洗濯で多くのエネルギーが使われる原因のひとつはお湯で洗濯するということ。お湯は衣服の汚れの原因のひとつである皮質を溶かしやすく、洗濯物の汚れを落とすのには最適とも言われています。けれど、お湯洗いを水洗いに変えるだけで、なんと90%もエネルギーの節約になるのだとか。

また、乾燥機の使用もエネルギー消費に負荷をかけている要因になります。(これはイメージしやすいはず)乾燥機のエネルギー消費量は、洗濯機のエネルギー消費量を上回ることが多いそう。

洗濯周りをエコにするアイディア

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まとめ洗い

ここ最近は、洗濯槽の大容量化が進んできて日本では大容量機種の所持率が60%を越えたとの調査もあるそう。

洗濯槽の大容量化というのは、つまりは数日分の洗濯物をまとめて洗うことも可能になっているということ。けれど日本は平均して約3人暮らしの世帯でなんと年間520回も洗濯をしているのだそう。(調査時1世帯2.7人)。洗濯の回数が多いということは、それだけ水の消費量が多いということ。

わたしも、洗濯物をためることに抵抗を感じたり、まとめ洗いすることで干す場所が狭くなってしまうため、まとめ洗いは好きではありませんでした。また、容量に余裕があると、そこまで汚れていない衣類を”ついで洗い”してしまうことも。

けれど、洗う回数が増えればそれだけ布地も痛みます。そして必要以上の洗剤や水の使用は環境への負担になります。 

ある程度まとめて洗う(ただし洗濯物はあまり詰めすぎると汚れの落ちに影響すると言われているので容量の8割程度で運転するのが理想。)とエネルギー消費を抑えることにもつながります。また家計にも優しいと一石二鳥。毎日洗濯機を回さなくてよくなると、洗濯物にかけていた時間を他のことに有効活用できました。

手洗いする

まとめ洗いの補助として小物類や部分汚れは手洗いするようにしました。

わたしは古風なことが好きなので、洗濯板に頼った洗い方をしてみたところ、これが意外と良い!汚れを目で確認しながらエッサホイサと落とすことができます。水の使いすぎも防げるのでおすすめ。

また、部分汚れでなくてもできるものは手洗いで洗濯を完結させるのも◎。

衣類を洗濯機にそのまま放り込んで全自動ボタンを押していては、衣類は洗うたびにダメージを受けてしまいます。また他の衣類とこすれたり、洗濯槽にたたきつけられることで、衣類の繊維や縫い目がダメージを受けることも。

手洗いは、洗い方をコントロールできるのが最大のメリット。例えば、シミがついた服も、シミがついていない部分にダメージを与えることなく、気になる部分だけにフォーカスして洗うことができる。

今は、デリケートな生地や大切にしている洋服は、時間と体力が許す限り手洗いをするようにシフトしています。

TOSARYU 土佐龍 サクラ洗濯板

洗濯洗剤と柔軟剤はエコなモノを選ぶ

洗濯洗剤や柔軟剤もエコなモノを選ぶことは以前から気をつけていたこと。

「洗濯周りでエコを始めたい」という初心者さんはまずはこれから変えてみて!と思うおすすめの方法です。

今は、色々なエコな洗剤や柔軟剤が店頭に並んでいるため、どれから選べばいいか分からないという方も多いかもしれません。わたしが使用して良かったのは、HAPPI EARTHという洗濯洗剤。

HAPPI EARTH

成分はすべてオーガニック認定されています。有機濃縮ソープベリーナッツ、有機ソイビーン(豆)グリセリン、有機ココナッツビネガー、有機ユーカリ&オレンジエッセンシャルオイルのみ。遺伝子組み換え成分、有害化学成分などは一切含まれておらず、肌の弱い方や子供も安心して使うことができる◎。

「洗剤に1万円以上はかけられない…」という方もいるかもしれませんが、1袋で洗濯約400回分(1回あたり約24円)が可能。1日1回の洗濯をしても1年以上は持ちます。

また毎回の洗濯ではありませんが、柔軟剤を使用する時にはお酢を活用しています。

お酢は酸性で洗剤のアルカリ性を中和して繊維の弾力が失われないようしてくれる効果があると言われています。 ですので、柔軟剤代わりとして洗濯物をふっくら仕上げてくれるんです。無臭なので、もし香りを楽しみたい方は、アロマエッセンシャルオイルなどを加えてみて下さいね。

ハインツ ホワイトビネガー

洗濯は晴れの日に

自然にも衣類にもダメージが大きいので、乾燥機の使用は極力控えたい。そんな思いも、まとめ洗いに慣れてくれば簡単に解決できます。

シンガポールは雨が多い国ではありますが、朝一番に雲の動きや空気の香り(雨っぽい匂いがするか否か)などを観察しながらなるべく午前中に洗濯物が乾くであろう日を予想して、朝一番で洗濯をするようにしています。

南国の天気は変わりやすいので天気予報を当てにはできません。野生の直感が鋭くなったのはシンガポール10年で得たスキルの一つです。

部屋干しの工夫

とは言え、野生の感が上手く働かない時には、部屋干しを工夫。わたしが気をつけていることの一つは風通しの良い場所に干すということ。扇風機をあわせて活用してなるべく早く乾くように工夫します。

また、洗濯物は濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して臭いが発生するもとになり、お部屋に嫌な臭いが立ち込めることもあるため、湿度コントロールも重要。その都度、お部屋の状態をみながらエアコンの除湿機能を使うこともあります。

これから取り入れたいのが「繊維のごみ取りネット」の使用

洗濯の際にでる繊維のくずマイクロプラスチックとなって自然環境に影響を与えるものとして有名。

洗濯機のフィルターで防いではいるものの、もちろん100%は防げないのが悲しいところ。マイクロプラスチックとなった細く小さい化学繊維の糸くずは、フィルターを通り抜け、川から海へ流れ込んでいると言われています。

そんな問題に少しの光を差し出してくれるのが「繊維のゴミ取りネット」。以前から、気になっていたものの先送りになっていたのでこの機会に、購入してみました。

繊維のゴミ取りネットと言えばパタゴニアから販売されているドイツの『グッピーフレンド・ウォッシング・バッグ』が有名ですが、わたしが購入したのが『サンテラボオリジナル ランドリーウォッシュバッグ 』というネットです。

カットソー4~5枚が入る大きめサイズなので、まとめ洗いも問題なし。洗濯回数を減らしはじめたわたしには「良いチョイスかも」と思って選びました。

SANTÉ LABO サンテラボオリジナル ランドリーウォッシュバッグ 

使用方法や使い勝手については、また使用を重ねてレポートします!

エコな洗濯はモノを大切に使うマインドが強くなる

Photo by Junko Nakase on Unsplash

洗濯周りのエコを見直してみたら、洋服をはじめ、衣類への愛着が増していると感じています。特に手洗いできるものはなるべく手洗いにしてみたところ、普段自分が袖を通している洋服への感謝する機会が増えたように思えます。

もちろん、時間も労力もかかるため全てを手洗いするのは難しいのですが、それでもできることからベストを尽くすことがエコな暮らしを持続可能にしてくれるコツなのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。