サステイナブルな暮らしを実践して節約できたものとそうでないもの

サステイナブルな暮らしの実践を本格的にスタートして1年が過ぎました。これからの生活に活かすために、実践したことで家庭にとってエコ(エコノミー/節約)だったもの、そうでないものを振り返ってみたいと思います。

サステイナブルな暮らしとは

エル・ジャポン8月号の特集は「Go Green!合言葉はサステイナブル 地球に優しいモードって?」

サステイナブルとは、英語のSustanableがそのまま日本語として使用されている言葉。英語訳は「持続可能な」という意味。つまりサステイナブルな暮らしとは、「持続可能な暮らし」という意味です。

人口増加や、地球温暖化、フードロス、ごみ問題…今地球上では避けきれない問題が山積みです。社会全体、そして私たち個人個人が地球環境にとって良い行い、つまりエコに配慮した行いを実践していくことでサステイナブルな暮らしが実現できます。

個人個人でできることは限られていますが、マイボトルやエコバックを活用してごみを出さないように務めるゼロウェストの実践や、CO2排出をしないようにするために自動車の使用を制限したりお肉(とりわけ牛肉)の食事を控えるようにするなど、自分ができることで世の中は確実に変わっていきます。

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私が考えるサステイナブルな暮らし

私の住むシンガポールには、様々な宗教や人種の人々が暮らしていているのでこうした人種のるつぼの中にいると、自分だけの考え方が全てではないということに気付かされます。逆に人と違う考え方や価値観を持っていても自信を持っていいんだと勇気を持つこともできます。

なので私が考えているサステイナブルな暮らしというのは、もしかしたら隣の人が考えているサステイナブルな暮らしとは異なるかもしれません。

私が思い描いてるサステイナブルな暮らしとは、地球にも人間にとってもウェスネスな状態。ウェルネスとは、英語のWellnessがそのまま日本語になった言葉で、1961年に米国のハルバート・ダン医師が「輝くように生き生きしている状態」と提唱したのが最初の定義。ヘルシーを身体の側面だけでなくより広く総合的に捉えた概念です。

昭和の人々のおかげで、平成を生きた私たちの生活は快適なものになりました。そのいくつかは、環境にダメージを与えてきたものとして扱われることもありますが、やはりその恩恵は多大なもの。

これから令和を生きていく私たち個人ができることは、今までの時代や技術の進歩全てに感謝しながらも、個々の身体そしてメンタルをヘルシーに保ちながら、地球、家族、友人、隣人、知人、知らない人にとっても無理をしない範囲で自分ができる良い行いをしていくことだと私は考えています。

そのためにできることを、Sustainable lifestyle(ライフスタイル)、Sustainable travel(旅行)、Ethical Fashion(エシカルファッション)、Minimalism(ミニマリズム)、Mindfullness(マインドフルネス)、Healthy living(ヘルシーリビング)に特に注意を払いながら実践して、サステイナブルな暮らしを実現しようとしているのが私です。

サステイナブルの実践は高くつく?

エコな商品は一般的に高いもの。私も、サステイナブルな暮らしの実践を初めたばかりの頃は、「え?!こんなに高いの?」と値札を見て戸惑ったこともあります。

例えば身近な例で言えば、オーガニック商品。妊娠・出産を機に食の安全にも気を配ろうと思った私は、口に入るもの身につけるもの(化粧品など)はオーガニックなもの、自然由来のものへと買い物をシフトしていきましたが、モノによっては数倍するものもあります。

私の考えるサステイナブルと言うのは、あくまでも地球そして個人にとってもサステイナブルなこと。つまり、個人のお財布や健康にとってサステイナブルでないものは、無理をする必要はないのかなと考えています。シンプルに言えば、身の丈にあった生活をすること。

サステイナブルな暮らしなぜ高い?

サステイナブルな暮らしを支えるものの一つが環境に配慮した商品、製品です。一般的な商品に比べて高くなる理由の一つはサプライチェーンの影響が挙げられます。希少価値の高い原材料の調達、フェアトレードなどを含めた生産管理、エコな手段を使った物流の利用、環境に配慮した商品や製品を開発するためには簡単なことは何一つありません。また、そうした商品や製品は必ずしも多くの需要があるとも言えないのが現状です。

ただし、その値段の分もしくはそれ以上の価値があるものが多いのもサステイナブルな商品や製品とも思っています。

サステイナブルな暮らしの実践で高くついたものと今考える解決方法

消耗品

竹製の歯ブラシやトイレットペーパー、ティッシュ、おしりふき(ウェットティッシュ)、洗剤(食器用洗剤や洗濯洗剤)などの消耗品は、一度使ってしまったら、長持ちするわけではなく家庭にとっては必ずしもサステイナブルとは言えないかもしれません。

  • 消耗品はゼロウェスト(ごみを出さない)の考え方を応用。
  • ティッシュ: ハンカチやタオルで代用
  • おしりふき: コットンタオルで代用
  • 洗濯物は手洗いができるものは手洗いをする ・食器用洗剤、歯ブラシは模索中

食費

前述した通り、オーガニックな食品はモノによっては数倍の値段がします。オーガニック専門のスーパーで買い物するとお会計がすごいことに。

また、私の住むシンガポールは輸入国家としても知られていて、ここ数年で農家が盛んになってきた国です。どの農家も後追いな分、どの農家も考え方がサステイナブル。チキンや卵、野菜や果物などオーガニック農法にこだわっている農家が多いのが嬉しい特徴。まだ量はあまり多くなく、国土も狭い分農業に必要な場所が不足していることで地元で摂れた食材はそこまで安くはありません。

  • モノによってオーガニック食品を買った方が良いものと必ずしもオーガニックでなくてもよいものを知るようにする
  • 産地(国)によって、オーガニックの基準やの農薬の基準が異なるので、農薬を使用した食品を購入する際は、基準が厳しい産地を選ぶようにする。オーストラリアやニュージーランドは世界的に見ても、基準がとても厳しい国。
  • ポストハーベストをしている国のものは買わない。
  • ・地産地消を推奨しながらも家計とのバランスを見て考える

外食費

オーガニックレストランやカフェ(サステイナブルコーヒーなど)で食事をするのとそうでない場所(シンガポールの場合はホーカーなど)で食事をするのとでは、もちろん外食費の値段は変わってきます。

  • 外食を控えて手作りごはんを楽しむ
  • 月の予算内で押さえる

美容院代

シャンプー時間やドライヤー時間(娘からのプレッシャー時間)の短縮、またヨガをしていて邪魔という理由で髪の毛をショートボブに戻しました。元々くせっ毛なので、ボブにするとスタイリングが楽な上、髪の毛ケアにかける時間や商品(シャンプーやトリートメント)も節約にはなるのですが、美容院に行く回数が増えます。伸ばしていた頃は、ちょっとボサっとしてていもとりあえずお団子にしたり、ヘアバンドでオールアップにしてごまかしてごまかし、3-4ヶ月に一度美容院に行っていましたが、ショートボブにすると1-2ヶ月おきに美容院に行くようになります。

  • 伸びてもスタイリングが楽な形にしてもらう(最低2ヶ月は切らないでOKな髪型にしてもらう)
  • トリートメントなどは自宅でケアするようにする。
  • 普段から紫外線ダメージなどから守るように帽子を活用したり女性ホルモンの分泌を促して自分で髪の毛のケアをする
  • 美容院でのメニューはカットのみ

サステイナブルな暮らしの実践で長い目で見たらエコだったもの

生理用品

ゼロウェストや身体の健康のために、月経カップTHINXを使用しています。初期費用を考えたら「高い?!」と思うかもしれませんが、長い目で見たらエコノミー。毎月ナプキンやタンポンを購入する必要はありません。

飲み物代

マイボトルを持ち歩くことで、無駄な出費を抑えられます。コンビニに飲み物を買いに行ったら、飲み物意外の余計なモノをかってしまったというのはよくある話。コンビニによる時間も削減できて一石二鳥。

エコバック

買い物時にエコバックを持っていくことで割引になるスーパーマーケットが日本にはありますよね。私の住むシンガポールでも、ポイントが付くスーパーマーケットが増えてきました。それ以前に、シンガポールのプラスチック袋は元々薄くて、少しモノを入れたらすぐに破けてしまうので、ポイントや割引以前にエコバックは主婦にとって必需品。

ヘアケア代

私たち家族が使用しているのは、タイ生まれの「Happy Earth Farm; No-Poo Head to Toe Wash」です。トリートメントは普段は使っていなく、少しパサパサしてきたなと思ったらココナッツオイルを付けたりする程度。

シャンプーなどを使わずにお湯だけで洗うヘアケア方法の湯シャンの補助的役割を果たしてくれるのがNo-Poo Head to Toe Washです。一つで頭の先からつま先までの全身に使えるのでバスルームのミニマル化にも役立ってくれるのと、タイの小さな農家が作ったシャンプーなので全て素材は自然由来。家族みんなで使用できます。

また、運動や食事のバランスで女性ホルモンを活発にしているおかげで頭皮が元気になっているのかなと感じています。

美容代

ヘアケアと同じく、サステイナブルな暮らしの実践で大幅に全身にかける美容代が節約できました。元々普段から誰かに頻繁に合う仕事でもなく、また毎日ヨガをすることもあり、基本的にノーメイクの日がほとんどです。

美容代にかけているのは日焼け止め(Bodyshopの日焼け止め)と美容液(パリ発のオールインワン美容液コダージュ)のみ。化粧水や乳液などは使用していません。女性の周期や環境(晴れた日が続くなど)によっては節々が乾燥することもありますが、娘Emmaのワセリンを借りればそれで終わり。

それもこれも、サステイナブルな身体作り(運動や食べ物)のおかげです。肌つややたるみが気にならなくなったこと、また周期によって現れるニキビ(私の年齢だと吹き出物?)が全くでなくなりました。数年前に美容皮膚科に通っていた私に今すぐ教えたあげたいです。

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病院代

これもまたサステイナブルな身体作りのおかげで、風邪を引かなくなりました。免疫力が上がったようです。

洋服

エコに配慮した生活をする以前の私は、所謂ファストファッションが大好き。安価な値段でトレンドのものを手に入れればおしゃれで最先端と思っていました。増える洋服ダンスの中身は、1年後もしくは数カ月後には着なくなった洋服、素材が悪いためにヨレヨレになって着れなくなったものばかり。

若い頃はいろいろなファッションに挑戦するのも楽しいですが、30を過ぎた今はトレンドばかりを追うのではなくて自分に似合う洋服を知る時期であると思っています。エシカルな洋服は素材も良く、トレンドだけを追っているわけではなく作り手が本当に長く来てほしいとデザインされた洋服なので、何年も着ることができます。

値段は高価なものももちろん多いのですが、すぐに着れなくタンスの肥やしになる洋服をたくさん買うのと、長く着れる洋服を1着買うのどちらかを選ぶのであれば、今の私は断然後者。

こんまりメソッドを用いて選んだ洋服たちにはどれも思い入れもあるので、今はほとんど洋服にはお金をかけません。

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オムツ

私は、娘が生まれてから今までずっと紙おむつで育てています。布おむつを最初に準備をしましたが、そんな余裕はありませんでした。

2歳からスタートしたトイトレで紙おむつにかかる出費は半分以下。1年やってもまだ完全に取れていないのを考慮しても、やはり布おむつで頑張れてれば…?と思う時もありますが、オムツを替えのスキンシップの時間を今も持てていると思えばそれはそれでマインドフルかなとも思っています。(もし第二子ができれば、布おむつにしたいですが)

一部消耗品

前述した通り使い捨ての消耗品(竹製のティッシュなど)は資源の問題もあり高くつきますが、消耗品の中でも何度も使えるサステイナブルなものを利用するようになるとコストが大幅に下がります。

例えば、料理ラップ。私は料理用シリコンラップを使用しています。以前は、ビーエコラップを使用していましたが、まだ暖かい状態にすぐにかけてしまうとドロドロにとけてしまうなどの使い勝手の問題でシリコンラップに替えました。

使い捨てラップを一生使うのと、大切に使えば長い期間何度でも使用できるシリコンラップでは、断然家庭にも地球にもサステイナブルなのは後者です。

できることから始めよう

私のサステイナブルな暮らしもまだ道半ば。まだまだ実践できていないこと、勉強不足なことだらけです。

サステイナブルな暮らしを実践することって「言うは易く行うは難し」だと思っています。時代が技術が進歩していくように、もしかしたら数年後には今サステイナブルだと思っていることが実は、サステイナブルではないということが科学の力で証明されることだってあるかもしれません。

何が起こる誰にも分かりません。

それでも今自分ができることから始めることが大切。地球にとっても自分にとってもサステイナブルな暮らしを送れる人が一人でも増えることを願っています。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、ヨガインストラクターとしても活動中。 2019年8月バリ島にて、全米ヨガアライアンス200時間取得予定。