【年末年始の過ごし方】太陽礼拝108回で煩悩から解放されよう!

色々あった2020年もあとわずか。新しい年にウキウキ・ワクワクしている人も、例年とは違ったホリデーシーズンに少し寂しさを感じている人も、2020年を太陽礼拝108回で締めくくってみては?

そんなこと言っている私も年末に108回を開催することしたので、改めて毎日丁寧に丁寧に太陽礼拝を練習している最中!

そのおかげで筋肉痛!毎日練習していたけれど、いかに自分が一つ一つのポーズに集中していなかったか、また普段の生活で身についた悪い癖に気づきを深めているところ。

108回も筋肉痛も”苦痛”ではあるけれど、その苦痛に向き合い・受け入れ・達成した先に見えてくるものが分かっているから頑張れる!太陽礼拝、やっぱり大好きだな。

そもそも「太陽礼拝」って何?

今から5000年以上も昔にインドで生まれたヨガ。日本ではエクササイズとして認識している人も多いですがヨガは学問の一つ。アサナと言われるポーズをとること(エクササイズと認識しているもの)だけでなく、心のあり方など生き方全体を教えてくれる学び。

ヨガの歴史を語ると凄まじく長くなってしまうので今回は割愛しますが、ヨガの歴史の中には”太陽を神様”として崇めていた古代のルーツがあり、そこから太陽礼拝が生まれたと言われています。

太陽が昇るとき「私たちに命とその恩恵を届けてくれる太陽に感謝を捧げる」。感謝と祈りを込めた一連の流れが太陽礼拝。

当たり前のことすぎて、普段意識することはあまりないですが、私たちは呼吸をして生きています。そして、この呼吸は太陽がなければできないですよね。

太陽があって、植物があって、植物が太陽の光で光合成をして酸素を私たちの体に届けてくれる。

それは、私たちが自然の一部である証拠。

けれど、その事実は目に見えないからか、慣れからか、残念なことになおざりにされがち。自然への感謝を忘れ、便利なことを優先させ、自然への影響を考慮しない行動をとるようになっています。

太陽礼拝は、体を動かし自然と向き合う時間を作ることに繋がります。

何で108回もするの?

108回の理由について諸説ありますが、よく言われるのが「煩悩の数」。

煩悩とは仏教上の言葉で、人を苦しめ、煩わせる心・悟りに至る道を妨げる心のことを指します。そして煩悩は1人につき108種類あるそう。

これらの煩悩を太陽礼拝を108回繰り返し瞑想状態に入っていくことで煩わしいことから意識をはなし純粋な自分自身へ導いていきます

ただし覚えておきたいことは「煩悩」は決して悪いことではないということ。煩悩は本能や欲求と言った言葉に置き換えることができ、私たちは普段から欲求があるから前進することができます

煩悩が悪いと思われがちなのは、煩悩に振り回されせっかく自然からもらっているエネルギーを余計なことに使ってしまうこと。だからエネルギーを余計なことに使わないようにすることが大切。

108回太陽礼拝を繰り返すことで、私たちは”無”の状態に入ります。すると、見えてくるのは私たちの本質。本質は英語ではNature。つまり自然。

自然な私たちはどんな状態なのか。何なのか。知りたい方は108回太陽礼拝をしましょう!

自分で太陽礼拝108回ってできる?

年末にはたくさんのヨガスタジオで太陽礼拝108回を実施しているので参加してみるのもあり!とは言え、やっぱり「密」は避けたいところ。ということで、自分で太陽礼拝108回にチャレンジしてみたいという方に、私のやり方をご紹介します。

108回太陽礼拝のやり方

用意するもの

胎動カウンターアプリ or 9個のアイテム

やり方

  • 9回の太陽礼拝を1セット。×12セットで、108回完走を目指す!
  • 一呼吸一動作でポーズをとる
  • 用意した胎動カウンターアプリもしくは9個のアイテムでカウントしていく。(胎動カウンターアプリの場合は1セットが9回でカウントできるようになっているものが多いと思うのでそのまま使用。9個のアイテムは、アイテムを右から左へ動かしカウントしていく。)

108回と言うとやっぱり途方もないように感じるけれど、9回を小さな目標にしていくことでぐっとハードルが下がりますよね。

逆の12回を1セット×9セットで行う人や、また108回連続して行う人もいます。できるやり方は人にとって異なるので、自分の体や心と相談しながらチャレンジするようにして下さい。

108回太陽礼拝をするのに意識したいこと

  • 力まない
  • 呼吸とポーズを連動する
  • シンプルに動く
  • 無になる
  • 無理しない

意識したいことはこれら4つ。

力まない

身体に余計な力が入ってしまったり、重心が一点だけに集中しないように全身の筋肉を均等に使えるように意識

108回チェレンジした人によくあるのが、翌日(もしくはその直後)からしばらく腕が筋肉痛になること。原因はそれぞれ異なるとは思いますが、考えられる一つがチャトランガ。肩や腕ばかりに重心がいってしまうポーズですが、足やコアなど全身の筋肉を使って摂るポーズです。

一番最初のタダーサナで、全身がリラックスした状態で均等の筋肉がアクティブになっているのを思い浮かべて下さい。その状態をチャトランガにも応用していきます。

呼吸とポーズを連動する

一呼吸一動作で行う108回。一回の呼吸の長さは4−5秒程度と意識して、呼吸が吸い終わったらポーズが完成するように、呼吸を吐ききったらポーズが完成するように、ゆっくりポーズを連動させていきます

シンプルに動く

108回太陽礼拝の時は、普段とは異なり、一つひとつのポーズのアライメントを細かく考えながらではなくシンプルに動くことを意識!流れるようにポーズをとるのがポイント。

無になる

最初の内は色々な雑念が湧いてきたりしますが、そのうち何も考えられなくなります。考える余裕はなくなります。

無理しない

ただし「シンドイ!」、「休みたい!」と思ったら、正直になって休みましょう。チャイルドポーズやあぐらの姿勢になるなどして、呼吸をあわせるようにしてもOK

ヨガでは自分の体や心の声に耳を傾けることが大切。何度も言いますが、私たちは自然の一部。自然が環境や季節などによって変化するように、私たちも一瞬一瞬変化していきます。変化を受け入れ、お休みが必要な時は正直になるようにしましょう。それもヨガの練習です

苦痛を向き合い、苦痛を受け入れた先に見えるもの

108回は苦痛です。筋肉痛も苦痛です。途中でお休みすることも人によっては苦痛になるかもしれません。けれど、私たちは苦痛が決して悪いことではないことを知っています。

苦痛の先に見えるものが何か知っています。

今年1年色々ありました。たくさんの人がたくさんの経験をし、たくさんの煩悩に振り回されました。

2021年は、煩悩を受け入れ、向き合い、それらを良いエネルギーとして使える人が増えていくことを願っています。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。4歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、RYT200を活かしシンガポールを中心にヨガインストラクターとしても活動中。