この季節にグリーンな生活を送るためのシンプルな夏のサステナビリティの13のヒント

この夏、環境にやさしい夏を過ごすことができると思うのであれば、そうしたいと思いませんか?

夏は、美味しく冷たい食べ物を食べながら屋外でたくさん遊べる季節。夏休みに家族で旅行する人も、家でのんびり過ごす人も、この夏のエコのヒントを参考にしてください。

扇風機を使う

エアコンを使う代わりに、扇風機を使って部屋を涼しくしてみましょう。

シーリングファンでも普通の扇風機でも、扇風機を使うことはエアコンより環境に優しいのです。なぜなら、扇風機はエアコンよりはるかに少ないエネルギーで作動します。(つまり電気代の節約にもなるので一石二鳥◎)

ただし夏場は猛暑になることもあり、エアコンはどうしても必要な場合もあるかもしれません。熱中症になってしまっては元も子もないので、朝晩などの涼しい時間帯は扇風機、日中はエアコンなどを利用して、上手に夏の暑さを乗り切れたらいいですよね。

自然光を利用する

窓を開けて自然光を取り入れると、とても気持ちが良い◎。そして、ただ気持ちが良いだけではなく自然光を利用することで、家の中で人工照明を使う必要性が減ります。長い目で見ればエネルギーの節約になりますよ。

また自然光はビタミンDを増加させ、季節性うつ病を減少させたり、睡眠を改善、健康を増進させるという研究結果もあるのも自然がわたしたちにもたらしてくれるもの。自然光は、輝き、魅力的で、やる気を起こさせるものだとわたしは思っています。

窓が1つでも複数でも自然光を利用することも、夏のサステナブルな生活のヒントとして簡単に取り入れることができるのでおすすめです。

アイドリングストップ

わたしが最後に車を運転したのは10年以上前。24歳の時に新車購入したマイカーが最後です。当時のわたしは実家暮らしの会社員で「働く理由がほしい」と、車の購入をしたのですが、湘南に近い横浜在住だったので夏はよく車で海や山、温泉に行くなどして楽しんでいました。

楽しい時間でしたが夏のマイカーはとにかく暑いことが記憶されます。だから、乗る数分前にはエンジンをかけてアイドリング状態をして涼をとることがよくありました。

今振り返ると「車のアイドリングストップは環境にもよくないよ」と20代前半でまだまだツンツンしていた私に教えてあげたいです。米国エネルギー省によると、アイドリングストップは燃費を悪化させ、コストと公害を引き起こすとのこと。10秒以上のアイドリングは、エンジンを止めて再始動するよりも多くの燃料を使い、スモッグや気候変動の原因となる排気ガスを発生させるんだとか。

ドライブスルーや渋滞中、また子供のお迎え待ちなど、よくアイドリングストップを見かけることもありますが、一度考える必要があるかもしれません。

可能な限り、窓を開けて車の中の空気を循環させるなど、より持続可能な方法で涼とれたらいいですよね。

ファーマーズ・マーケットに行く

ファーマーズ・マーケットに行くことは、夏休みに家族で楽しむのに最適な方法の一つではないかと思っています。なぜなら、地元の農家に出会い、新鮮な野菜を手に入れ、地元を応援し、子供たちを走らせることができるから。

「地元で買おう」という言葉は耳にする機会も増えてきました。地元の食材を買うことはその地域の農家を支援し、食材の移動距離を減らすことも可能に。私たちの食べ物(特に果物や野菜!)は、スーパーに届くまでに何百マイルも移動していることがよくあります。野菜や果物の鮮度を保つために、保存料が使用されることがよくあります。

食材の移動距離が少なければ、保存のために化学物質を添加する必要もありません。さらに、ファーマーズマーケットに行けば、旬のものを買うことができます。旬の食材を買うのとそうでないのとでは、品質に差が一目瞭然。

ファーマーズ・マーケットの中には、子供向けのアクティビティや体験があるものも。これは子供たちが外に出て自然を楽しむのに最適な方法です。

新鮮で持続可能な食品を手に入れながら、子供たちが夏の気候を楽しみ(そしてエネルギーを発散させ)ることができますよ。

おうちクッキング

自宅で料理を作ることは、時間とお金の節約になり、健康増進にもつながる言わずとしれたサステナブルな習慣。

夏場は常に外出したり、休暇で旅行したりすることが多いですが、全部は無理でも外食の回数を減らすことはできるかもしれません。

夏は、子どもと一緒にクッキングできる手軽なレシピが美味しい時期。

■家庭での料理がサステナブルになるには?

  • 食材の品質管理
  • 食材の無駄を省く
  • 食材の調達先を選び、可能であれば地元産を選ぶ
  • フレキシタリアン食を実践して、肉の摂取量を減らす
  • プラスチック包装や使い捨て品など一般的なゴミの量を減らす

外に出る

夏の風物詩といえば、アウトドア。しかし、気温が上がると、家にこもりがちになったり、屋内での活動ばかりを選んでしまいがちです。

私は長年「自分の好きなものは自分で守る」という考え方を貫いてきました。自然の中で過ごすことで、地球を愛し、守ろうという気持ちが芽生えていきます。今年の夏は、自然の中で過ごす時間が増やしてみはいかがでしょうか。

テレビをあまり見ない

夏の日中、テレビを見ながらゴロゴロするのは、信じられないほど簡単です。Netflixの自動再生機能を使えば、リモコンに手を伸ばさなくても、次のエピソードがさりげなく再生されるので、さらに楽チン。

もちろんテレビを持つなと言うつもりはありませんし、母親としてテレビは子どもにとって良いものであるだけでなく、(一人で見る時間があれば)自分にとっても良い息抜きになることを理解しています。

ここでポイントとしたいのは、テレビやゲームに夢中になっていると自然の中に身を置く機会を失ってしまうということ。さらに、最も重要なことは、室内で過ごす時間が長くなると、室内空気汚染にさらされる時間が長くなるということです。United States Environment Agency(EPA)によると、住宅やビルの屋内の空気は、屋外の空気よりも汚染されている可能性があることが明らかになっています。

「暑くて外には出られない」という前に、涼しい場所(川や森の中)をさがしてみてはいかがすか?

ゼロ・ウェイストがテーマのイベントを開催

ヨーロッパの研究では、夏になるとプラスチックごみが40%増加することが分かっています。今年の夏は、廃棄物ゼロのバーベキューやプールパーティを計画してみてはいかがでしょう。食品の包装、生ゴミ、食器・調理器具について考えてみてください

タンブラーとストローを持参する

夏場はカフェでアイスラテを買ったり、スラーピーやスムージーを買ったり、自分や子どもたちを涼しくさせるための食品を買うことが増えますね。

自分のタンブラーやストローや食器を忘れないようにすることは、個人の二酸化炭素排出量を減らし、生産者に使い捨ての商品はいらないという意思表示をし、ゴミを減らすのに役立ちます。

水の使用量を意識する

水道料金の請求書を見たのはいつですか?水の使用量を減らすことは、恣意的に思えるかもしれません。けれど地球の大部分は水に覆われているのではありませんか!?けれど、私たちが食事や衛生のために利用できる淡水として、実際に利用できるのはそのうちの約1%に過ぎません。

夏場は、水を意識して使うことがとても難しくなります。プールやスプラッシュパッド、芝生や植物への水やり、水分補給など、夏にはたくさんの水を使います。水の使用量を意識した夏のサステナビリティのヒントを参考に、この夏の水の使い方を考えてみて下さい。

  • シャワーを短めに浴びる
  • シャワーや蛇口をひねってお湯を出すときは、バケツで水を受けるようにする。余った水を植物・庭や犬の器に使う。
  • 水筒を使っている人は、捨てられた水筒の中の余分な水を捨てず飲みきる。
  • 家の中の水漏れをチェック。どんな小さなものでも修理する。

家庭菜園をする

2020年のパンデミック以降では、沢山の人がが庭師になったようです。それ以来、庭が繁茂している人も少なくないのでは?

菜園を作ることで、化学物質や添加物、移動距離を気にせず、家族のために食べ物を生産することができます。「Farm to tabel(農場から食卓まで)」ではなく、「Garden to table(庭から食卓まで)」なのです。

野菜や果物は、屋外で地面に植えても、庭のスペースがない場合は鉢植えでも育てることができるので、「小さなスペースでできない」とお考えの方もこの夏ぜひ試してみて下さい。

ボランティア

この夏、サステナビリティを実践するには、ボランティアに参加するのが効果的。さらに、環境保護団体や持続可能なイニシアティブのためにボランティア活動をすることで、子どもたちに環境意識を身につけさせることも◎。

夏は何かとプールやらテーマパークやらにエンターテイメント系に子どもとでかけがちですが、社会を知ってもっと広い視野が身につくように、親子でボランティアに参加してみるのも良いのではないでしょうか。

お金を使わない日を作る

最近私が関心を寄せているのは、コンシャス・コンシューマリズムです。

コンシャス・コンシューマリズムとは、消費者が社会、経済、環境に良い影響を与えると考え、意図的に購買の意思決定をすること。これらのアイテムを覚えておくことは、不便であり、常識に反していることは理解しています。

わたしは、最も環境にやさしいことのひとつは、「断る」ことだと思っています。より多くのものを拒否し、より多くの買い物を拒否し、より多く、より良く、より新しくし続ける必要性を拒否することです。残念ながら、私たちは、新しいもの、より良いもの、より大きなものを賛美する文化の中に身をおいています。けれど、このような行動は、公害と大量の廃棄物の原因となるのは、多くの人が知っていること。変化をもたらすためには、私たちは習慣を変えることを学ばなければなりません。それは簡単なことではありませんが、必要なことなのです。

この夏は、買い物をより慎重に行い、必要なものだけを購入するように心がけていきましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。