【アーユルヴェーダ女子的セルフケア】米のとぎ汁洗顔の美容効果とは?

日本人の食卓に欠かせないものと言えば「お米」。若い頃はパン派だったのですが娘を妊娠してから嗜好(もしくは志向)が変わり、米派になったわたしは自炊の際はほぼ毎食炊きたてのお米を食べています。

ここ2年ほどはお米のとぎ汁を使った美容法もいくつか試していて中でも気に入っているのが、「米のとぎ汁洗顔」です。美肌が多い皮膚科医の方も実践されているなんて声を聞くことも多いこと、またなるべく自分の取り入れるものは自然なものにしたいというアーユルヴェーダ女子的感覚から、試すようになりました。

米のとぎ汁洗顔を続けて感じる効果ややり方をシェアしたいと思います。

わたしは医師や医療関係者ではありません。以下の情報は、医学的なアドバイスや個人的なアドバイスとして解釈されるべきものではありませんのでご留意下さい。これらの情報は、わたしがヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーとして、また個人的に長年にわたって自分の健康状態に合わせて学んできたもので知識です。気になる症状がある場合、健康補助食品を取り入れる際は必ず医師に相談し自分に合っているかどうかを確認して下さい。

米のとぎ汁洗顔って?

「米のとぎ汁洗顔」と聞くと、びっくりされる方もいるかもしれません。

けれど、実は米のとぎ汁は古くから汚れ落としや入浴剤として使用されていたんだとか。所謂、おばあちゃんの知恵袋なんですね。

ビタミンBやビタミンE、セラミドなどの様々な美肌成分が含まれている上に、細かい粒子がたくさん混ざっているため、天然のスクラブ、つまりピーリングの役目を果たしてくれるとも言われているんです。

ピーリングとは、肌の古い角質を取り除いて、ターンオーバーを正常に働かせる「角質ケア」の一種。

そのため、洗顔に使うことで肌を汚れを落としてスベスベの肌をキープする効果も期待できるというわけです。

米のとぎ汁洗顔の効果

ピーリング作用

すでにお話したように、米のとぎ汁洗顔の第一の効果は、肌のピーリング作用が期待できること。

自然のものなので一般的なピーリングジェルのようなトラブルも少ないのも嬉しいポイント。(もちろん肌質によって効果には差があると考えれます)市販されているピーリングジェルですと、効果が強すぎるあまり使いすぎると新しい角質まで取り除いて、逆にターンオーバーを乱してしまう可能性が。

一方、お米の細やかな粒子が古い角質だけを取り除いてくれる米のとぎ汁洗顔の場合は、優しいピーリング効果。

わたしは、ほぼ週3−4回、お米のとぎ汁洗顔をしますが、洗顔後は古い角質がスッキリ落ちて毛穴が引き締まり肌のトーンがあがると感じています。

シミ予防

古い角質は死んだ細胞で構成されているそうで、役割を終えると剥がれるようになっているんだとか。

けれど、加齢やストレス、乾燥などが原因で、こうした不要な細胞が剥がれにくくなりシミになることも。

前述した通りのピーリング効果のおかげで、古い細胞がなくなり肌の細胞が新しく作られるターンオーバーが正常に働くよると、シミを防いで美しい肌を保つことも◎。

実際、年中常夏の国の国にいる、わたしもすでに出来てしまったシミはありますが、米のとぎ汁洗顔をはじめてからというもの、シミが出来なくなったと感じています。「ついた汚れはその日の内に落とす」というのはシミ予防には大切なのかなと思います。

潤いも与えてくる

お米には、セラミドという成分は水分保持機能を持っているそう。

「加齢とともに、肌が乾燥しやすくなった」という人も少なくないと思いますが(もちろん、わたしもです)、このセラミドの量が減ってしまうことが一因なんだとか。お肌が乾燥してしまうと、肌のバリア機能は低下してしまい、紫外線の影響を受けやすくなります。結果、シミやシワなどにもつながってしまいますよね。

美容に関しての知識はそこまで高くはありませんが、わたしが抱いていたピーリングのざっくりしたイメージは「肌の汚れを根こそぎ落として、やりすぎると”乾燥させる”もの」でした。なので、米のとぎ汁洗顔ももちろん、やりすぎると「乾燥するのかな?」というイメージがあったのですが…汚れをしっかり押してもツッパることもなく、しっかり潤いも与えてくれると実感しています。

米のとぎ汁洗顔のやり方

米のとぎ汁の作り方

  1. たっぷりの水でザッとお米を洗ったら、手早く水を切る
  2. 2~3分、念入りにお米を研ぐ
  3. そのまま1時間〜3時間程度放置
  4. 白く濁ったとぎ汁を別の容器に移す

米のとぎ汁洗顔のやり方

  1. 普段どおりのクレンジング、洗顔を行う
  2. 別容器に移した米のとぎ汁をお湯で1.5倍ほどに薄める
  3. 顔全体をバシャバシャと洗う

米のとぎ汁洗顔についてよくある質問

肌に合わないことはありますか?

わたしは1.5倍に薄めて使用していますが、肌質によってはそれでも刺激があり炎症を起こしてしまう人もいるかもしれません。必ず、パッチテストを行い自分の肌に合うか確認するのをおすすめします。

また2倍、3倍と自分の肌に合わせて、更に薄める必要がある方はそうすることをおすすめします。

お米は何でもいいですか?

我が家はタイ米を使用しています。日本にお住まいの方も、実践されている方が多いので、日本のお米でもできると思います。

肌が赤くなってしまいました

天然成分とは言え、とぎ汁にはスクラブのような細かい粒子がたくさん含まれています。そのため、肌をゴシゴシと強くこすってしまうことで、肌を傷つけるおそれも。

肌が傷つくと炎症などの肌トラブルの原因になってしまうため、優しく洗うようにして下さい。

消費期限はありますか?

わたしは、毎回できたてのきれいなとぎ汁を使用するようにしています。また冷蔵庫に保管するようにします。

とぎ汁はお米から出てくる自然由来のものなので、長期間の使用はNGと考えます。雑菌なども繁殖する恐れがあり。肌に雑菌を塗ってしまうのは嫌ですよね。

キッチンの中にあるもので人は健康で美しくなれる

民間療法からはじまったアーユルヴェーダには、「キッチンファーマシー」という言葉があります。日本語に訳すと「台所薬局」ですが、つまり台所は、わたしたちの心身を支える自然の薬がある場所というという考え方ですね。今回の、古来の日本女性の美を支えていた米のとぎ汁洗顔も、まさにキッチンファーマシーの考え方に当てはまるものだと思っています。

そして、こうした、おばあちゃんの知恵袋のよいところはエコであるという点。米のとぎ汁にしても一般的に捨ててしまうものですが、美容に使うことで新たな価値を生み出すことができますよね。わざわざ高額なスキンケアアイテムを買わず、今あるもので充分美しくなれるのであれば、嬉しいですよね。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。