昼寝が必要なのはライフスタイルの見直しが必要なサイン?昼寝習慣をやめてよかったこと

ほんの数ヶ月前まで、毎日のように14時半〜15時までの間お昼寝をとっていました。アーユルヴェーダでは、昼寝は怠惰性を増加させるため基本的にはNGとされています。

「それは分かっているんだけどね…」「夜までエネルギーが持たないのよ」

そんな言い訳をして、ここ2年ほど続けていた30分の昼寝。30分がっつり寝るというよりかはまどろんでいる感じでしたが、日によっては「余計に疲れる」「だるさが増す」なんてことも。

ふと「やめてみよう」と思って2ヶ月。昼寝をしない方が全然良いということに気づきました。

昼寝をやめてよかったこと、また眠くなった時の対処法をご紹介します。

アーユルヴェーダでは昼寝はNG

アーユルヴェーダでは、昼寝は消化を妨げ、体内に毒素がたまり、病気、肥満を引き起こすと考えられています。

ですので、昼寝はNG。

例外として、

  • 幼児
  • 病人病み上がり・老人(滋養強壮)
  • 猛暑時

などは、昼寝OKとされています。

最初にお話した通り、この2年間昼寝が習慣化していました。(正確に言うと瞑想の練習中に寝落ちしてしまう。)

得に生理前のPMS時期は睡眠欲が強く、30分休んでもスッキリせずにだるいことも。休んでいるはずなのに気持ちが悪く、更にPMS症状が悪化することもありました。この時期は、夜の睡眠の質も悪く、夜中に覚醒してしまうことや寝付きが悪いことも悩みとしてあったため、昔の先人の智慧の通りに昼寝をやめることにしました。

昼寝をやめてよかったこと

睡眠の質アップ

PMSだろうとそうでなかろうと昼寝をやめたことで一気に、睡眠の質がアップしました。

「部屋が暑い」「夫のいびきがうるさい」などで夜起きることはまだありますが、それでも覚醒せずに問題を解決すれば(夫のいびきはそう簡単に解決はできないのですが 笑)、すぐに睡眠に戻ることができます。

得に寝入りは本当に良くなりました。娘とほぼ一緒に寝るか、娘よりも早く寝ることも。

また、寝起きも日によってまちまちではありますが、スッキリ起きれる日が増えてきました。

エネルギーの無駄遣いをしない

「昼寝するからいいか」と無理してでもやっていたことを見合わせるようになりました。自分のその日のエネルギーに合わせて暮らすように。

わたしは、昔から何でも”しすぎる”傾向にあり、時に自分の持っているエネルギー以上のことをこなそうとすることも。例えば、朝5時に起きて7キロ走って、ヨガをして5キロ自転車に乗って…と言った具合に。もともと蓄えも少ない上に、消化力も高くないので、いくら食べてもエネルギーはマイナスのまま。

「だから昼寝が必要だった」と言えばそうなのですが、わたしの場合は昼寝をしてもエネルギーが蓄えられることはほぼありませんでした。

昼寝をしなくなった今は、エネルギーの枯渇を防いで、自分の持っているものの中で1日を安定的に暮らせるようになっと思います。

夕方ぼーっとしない

30分昼寝をしていい感じの時ももちろんありましたが、それでもスッキリしている日の方が少なかったと思います。

昼寝起きが悪い時は、そのままボーッとした頭のまま夕方へ突入することも。スッキリすればいいのですが、逆に活力を奪われたような昼寝は決してヘルシーではないのかなと思います。

昼寝をしないための工夫

夜の睡眠の質をアップさせる

これは昼寝をしていた頃から気をつけてはいましたが、朝は日の出前(5時半)に起きて夜は22時までに就寝するようにしています。夜しっかり寝れていれば、仮眠をとる必要はなくなります。

アーユルヴェーダでは、22時〜2時AMは睡眠のゴールデンタイムと言われています。現代医学でも、この時間帯は成長ホルモンが出ているため睡眠によって体組織を作ったり、お肌のためのシンデレラタイムなんて言われていたりもします。

22時に寝るのは難しいという方でも、1分でも長くこの時間帯は寝るようにすると睡眠から得られる心身の健康メリットを感じとりやすくなるのでおすすめです。

お昼ごはんを食べすぎない

アーユルヴェーダでは、消化力が一番高いお昼ごはんはしっかり食べるのが良いとされていますが、キーポイントは食べる”量”と自分の体に合った消化できるメニュー

必要以上に食べることは避けて、腹八分目で抑えるようにします。また、その時々の体調に合わせて消化の力も変わってきますので、変化させるようにしています。

消化にもエネルギーが必要なため、たくさん食べたり、また消化に負担のかかるお食事をしていると、眠たくなってしまうと言われています。

おやつに自然の甘みのあるものを食べる

自然な甘みをとってエネルギーアップ。そうすると眠気が一気に覚めるます。

眠たい時や、エネルギーがほし良い時は、ついチョコレートやコーヒーなど刺激的なものを取りたくなってしまいがちですが、こうした刺激物は体の中(腸)を乾燥させて消化力を弱めてしまうので、おすすめは自然の甘みのあるもの。

ギーで焼いたバナナホットミルクにギーはちみつを加えたものなんかがおすすめです。

ギーは自然な甘みがある上、消化を助けてくれる唯一のオイル。わたしは天然の滋養強壮剤と呼んでいて、「エネルギー必要!」という時には、そのままペロリとしてしまうことも。

散歩

何だかだらけていて惰性感が強く体の中の気が上手く流れていないと感じる時には、気を流れさせるために散歩するようにしています。

得に座り仕事が続いている時などは、瞑想やゆったりとしたヨガをすると余計眠たくなってしまうこともあるので、フィジカルに動くことで気の流れを循環させます。

すると頭も体もスッキリ惰性感も一緒に流れていきます。

エネルギーの乱用させない

自分の持っているエネルギー以上のことをしないことも大切。得に生理前から生理中は、そうした生殖活動に多くのエネルギーが使われています。自分のエネルギーがそちらにしっかりと回るように、無理なことをしないように工夫しています。

「あれもこれも全部やる」というのが昼寝を習慣にしていた頃のわたしですが、昼寝を卒業した今はなるべく優先順位をつけて自分の体力と相談して行うようにしています。

社会的な動物である人間なので、どうしてもやらなくてはいけないことややったほうがいいことはあるかもしれませんが、そんな時は外食をしたり、掃除をスキップしたり。1−2日サボっても、支障はないことは後回しするようにしています。

昼寝が必要なライフスタイルから抜け出そう

アーユルヴェーダでは、自然に寄り添って暮らそうと謳っています。

つまり朝日が登ったら起きて明る内は活動をして、太陽が沈んだら活動をやめて寝るということ。

現代のわたしたちは必要以上にたくさんの光を浴びています。だから、夜遅くまでテレビを見ていたり、仕事をしたり、スマホをスクロールしていたり…

だから寝てもなかなか疲れが取れなかったり、体力が回復していなかったりするので「昼寝したい」となってしまうのかもしれません。

昼寝が必要な時は、今の自分のライフスタイルを見直すサインかもしれません。

今よりももっと元気に楽しい毎日を送りたいという方の参考になれば嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。