鼻が通ってるすごい生きやすい!わたしが鼻うがいが大好きな理由 #おうちでできるアーユルヴェーダ毒出し方法

アーユルヴェーダの中で大切にされている考え方をシンプルに言うと、体に毒を溜めない/毒を排出するという言わば『毒出し』。

アーユルヴェーダとは”5000年前にインド・スリランカで生まれた世界最古の伝統医学”と教科書通りの答えしたならば「海外のもの」「医学はお医者さんに」と思うかもしれません。アーユルヴェーダは民間療法からはじめった故に、わたしたち一般人レベルで取り入れられる様々な毒出し方法があります。

今回ご紹介するのは、アーユルヴェーダの毒出し方法の中でもわたしが大好き(そして、大抵の方は億劫と思いやらないことが多い)『鼻うがい』についてお話します。

最近では、風邪、インフルエンザ、ウイルス、花粉、黄砂や、ホコリ対策にも◎。また、副鼻腔炎など蓄膿症の改善、予防にとても効果が あるとも言われていますが、まだまだ、「痛い?」「何がいいわけ?」と思われがちな『鼻うがい』の魅力をお伝えできたら嬉しいです。

尚、鼻うがい禁忌疾患が懸念される方は、事前に専門医にご相談下さい。

この記事はこんな人におすすめ
・アーユルヴェーダに興味のある人
・鼻うがいに興味がある人
・風邪、インフルエンザ、ウイルス、花粉、黄砂や、ホコリ対策をしたい人
・副鼻腔炎など蓄膿症の改善や予防をしたい人

わたしは医師や医療関係者ではありません。以下の情報は、医学的なアドバイスや個人的なアドバイスとして解釈されるべきものではありませんのでご留意下さい。これらの情報は、わたしがヨガインストラクター、アーユルヴェーダライフアドバイザーとして、また個人的に長年にわたって自分の健康状態に合わせて学んできたもので知識です。気になる症状がある場合、健康補助食品を取り入れる際は必ず医師に相談し自分に合っているかどうかを確認して下さい。

鼻うがいとは?

Photo by Braydon Anderson on Unsplash

日本でも花粉の時期になるとCMされることの多い『鼻うがい』。その名前の通り、鼻を洗浄します。うがいと言っても、喉をうがいするように「ガラガラ〜ぶくぶく〜」とするわけではありません。

岩塩小さじ1/2程度を加えた30度〜40度程度のぬるま湯を右鼻から左鼻へ、左鼻から右鼻へ流すことがアーユルヴェーダの鼻うがいです。

アーユルヴェーダの考えでは、鼻が詰まっている時は気の流れも滞っているサイン。そのため朝(10時AMまでに)鼻うがいをして、鼻の流れを通すことが大切とされています。

鼻うがいは、最近ではウィルスに対するケアとしても注目を集めています。

鼻うがいをした後はスーッとすっきり!とても心地が良く、わたしはもっと早くからやっておけば良かったと思うほど大好きな毒出し方法の一つです。

私が鼻うがいが大好きのは効果がすごいから

呼吸が深くなる

当たり前ですが鼻うがいをすると鼻がスッキリ通るので呼吸が深くなります。

科学的に言えば呼吸は肺に送られますが、呼吸が深くなると頭の先から足の指先まで全身に呼吸が通っている感覚があります

ヨガでは鼻はエネルギーの入口と言われています。(エネルギー=呼吸と考えると分かりやすいかもしれません。)

呼吸をすることは当たり前ですが、私たちが生きていくためには呼吸というエネルギーが不可欠

呼吸(エネルギー)が浅ければ簡単に言えば活力不足になりますし、呼吸(エネルギー)が深ければ活力に溢れます。

特に忙しい人、リラックスする時間が少ない方などは、ぜひ鼻うがいをして呼吸の通りを良くすることをおすすめしたいです。

脳がスッキリ

鼻と脳はつながっていて、鼻は脳の関門と言われています。

鼻が通るようになると「呼吸がしっかりと脳まで届くなー」と言う感覚があります。

朝は頭がボーっとすることも多いですが、それが1日続くこともあって鼻うがいをはじめる前。それが鼻うがいをはじめてからは朝から頭スッキリ

最近では起きた瞬間から爽やかに目が覚めるように。寝起きにあった「頭重ッ!」という感覚がなくなりました。

オンオフの切り替えがうまくできるようになった

呼吸を自由自在に操れるようになるとオンオフの切り替えがうまくできるようになります。

西洋医学的な言い方をすると自律神経のバランスがとれるので、アクティブ(交感神経)とリラックス(副交感神経)のバランスがとれている感覚があります。

現代人はどうしても交感神経が過剰になりがちです。

休んでいる時でさえ仕事のことを考えていたり…決してそるが悪いとはいいませんが、休んでいる時は思う存分リラックスすることができるようになるとエネルギーレベルを一定に保つことができます。

エネルギーは有限。お休みができるようになると、仕事も家事も育児もしっかり集中でき満足できる1日を過ごせているなと感じるようになりました。

消化力が上がった

呼吸を深くすることでリラックスすることが容易くできるようになり、食べものや感情の消化もうまくできています。

西洋医学的に言うと消化活動はリラックスしているときに行われます。

排便活動はもちろん、気分の浮き沈みに左右されることも稀に。

たまにイライラしたり不安になることもありますが、深呼吸をすれば「大丈夫。心の問題だから」と思えるように。

喉のトラブルがなくなった

鼻うがいを始めるまでマスクをつけて寝ていました。理由は喉が渇く、ひどい時は喉が痛くなることもあったため。

エイジングのせいにしていましたがどうやら鼻呼吸ではなく睡眠時に口呼吸がメインだったのかもしれません。今は、マスクをつけずに快適に寝ています。

睡眠の質アップ

喉が渇く問題が軽減されたため、「飲み物を飲みたい」と喉の不快感で起きたり、飲んだことで「トイレに行きたい」と起きることはほぼ皆無。

また就寝前から完全にスイッチオフでリラックスモードに自分をコントロールできているので、夜中に起きる回数もかなり減りました。

鼻うがいのやり方

Photo by Jorge Garcia on Unsplash

用意するもの

・ネティポット(または急須)
・岩塩 小さじ1/2
・お湯
・ぬるま湯 250cc

ネティーポット

fieldlabo ネティポット セラミック製

ネティポットは、代用品として急須でも大丈夫です。(もし気にならないのであれば)。わたしが使用しているのは、上記のセラミック製のネティポット。熱湯消毒もできるため衛生的なので安心して使うことができます。

ただし口が少し大きめなので鼻腔が小さめの方はもしかしたら、慣れない内は鼻に洗浄液が入る前に漏れてしまう可能性もあります。漏れないようにするためには、ゆっくりと液体を入れること。勢いももちろん大切なのですが、あくまでも”チョロチョロ〜”と入れるのがポイント。

岩塩

ヒマラヤ岩塩 ピンクパウダー

お塩は岩塩がおすすめ。海のお塩を、岩塩に比べて刺激が強いため、鼻うがいの時(また食べる時も)刺激が強くなってしまうことがあります。

わたしは、鼻うがいも食べるお塩も、ピンクソルトを使用しています。

ぬるま湯

お水は沸騰させてから冷ましたもの、もしくはミネラルウォーターを使用します。

これを知れば失敗しない鼻うがいのポイント

・ぬるま湯を使用
・鼻水の塩分濃度にすること
・集中する
・鼻うがい中は、口で呼吸する
・ぬるま湯を吸わない
・喉の方に液がたれてきたら飲み込まないで吐き出す

「痛そう…」のイメージがある鼻うがいですが、鼻水と同じ塩分濃度にすること、そしてぬるま湯を使用することで、痛くはなりません。

また、集中して行うことも重要。わたしは時々考え事をしながら鼻うがいをして、溺れそうになることがあります(笑)実際は、溺れることはありませんが、意識をしっかり向けることで、鼻うがいは成功します。

鼻呼吸に慣れていると鼻を吸ってしまいそうになりますが、鼻うがい中は口で呼吸をして、間違っても鼻で吸わないようにして下さい。

もし、喉の方に液がたれてきたら、飲み込まないで排水溝に吐いて下さい。

鼻うがいのやり方

  1. ネティポットに岩塩小さじ1/2とお湯、お水を入れて、よく混ぜる。お湯とお水の量は人肌程度のぬるま湯にするための適量。
  2. 顔を洗面台と平行にして、上の鼻の穴にネティポットの口をつけて、ゆっくりぬるま湯を鼻へ注ぐ。下の方の鼻から液体が出てくるので、口呼吸をしながら、冷静に集中する。
  3. 顔を反対側にして、反対の鼻でも2を行う。

鼻うがい後は保湿をするとベター

鼻うがい後は、保湿をするのと◎。やってみると分かると思いますが、鼻うがい後は鼻腔が乾燥します。

おすすめは、温める性質のあるセサミオイルを綿棒などを使用して鼻の穴に塗ります。暑い時期などは、ココナッツオイルに変えても◎。

ムクティ ナシヤオイル 10ml (鼻ケア用オイル)

セサミオイル

1つ目に紹介している点鼻用のオイルは尚良し!わたしは2つ目に紹介しているボディー・ヘアケアと全身に使えるキュアリング済みのセサミオイルを使用しています。

もし、億劫でなければ太白ごま油(香りのないもの)を自分でキュアリングするのも◎。

自家製セサミオイルの作り方

●用意するもの
・鍋
・温度計
・ジョウゴ
・オイルを保存する遮光ビン

●キュアリングのやり方
1. 太白ごま油を鍋に入れて弱火でゆっくり温める
2. 温度計でゆっくりかき混ぜ100度前で火を止める
3. オイルが冷めたらジョウゴを使用して遮光の保存容器に移します。外気に触れないよう密閉して暗い場所で保管してください。

鼻うがいでサステナブルな暮らしを送れる

呼吸を吸って吐くということは、当たり前すぎなこと。けれど、わたしは鼻うがいを始めてから、呼吸の素晴らしさや、それを与えてくれる地球の優しさに感動するようになりました。

忙しいわたしたちは、当たり前すぎることこそ盲目になりがち。

だからこそ自分自身に優しくできる時間を持つことが大切なのではないでしょうか。

鼻うがいで毒出しをし、活力溢れる日々が過ごせる人が増えたら嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。