鍋炊きごはん歴10年!ごはんを鍋で炊くことが体にも自然にも優しい理由

10年前に結婚してシンガポールに移住してから、我が家では炊飯器ではなく、お鍋でごはんを炊いています。初めはお金がなくて炊飯器を買うことができなかったからという理由でしたが、炊飯器が買えるようになった今でも鍋炊き以外は考えていません。その理由はシンプルに美味しく、さらには自然環境に優しいから。

美味しくごはんを食べたい方、またプラスチックフリーを実践していきたい方の参考になれば嬉しいです。

【実録】「だから私は鍋炊きごはん派!」お鍋でごはんを炊くメリット

プラスチックフリー

電気炊飯器の内釜の多くはフッ素樹脂(プラスチック)でコーティングされているそうです。

炊飯器はそんなに頻繁に買い換えるものではないと思いますが、長年使っているとコーティングが剥がれくることはありませんか?(わたしの実家の内釜は剥がれていました 笑)

剥がれたフッ素樹脂は水に流されたり、また間違って口に入ることも懸念されます。つまり、マイクロプラスチックとして環境中やわたしたちの体内に入っていくことが考えらるというわけです。

一方で、お鍋の場合は”一部を覗いて”プラスチックフリー。自然環境にも体にもこうした害は今のところは考えられていないので一安心といったところでしょうか。お鍋選びについては、後述する「ごはんを炊くのにおすすめなお鍋選び」を参考にして下さい。

すぐに炊ける

鍋たきごはんは本当にすぐに炊けるのが嬉しいポイント。

蒸らし時間をいれて、15分程度で炊きあがります。火にかけている時間はわずか12〜13分。

もちろん、我が家が毎回食べる分だけの少量炊きしかしていないからというのはありますが、それでも炊飯器でごはんを炊くのに比べたら短いのではないでしょうか。

少量で炊ける

少し別の話になりますが、引っ越しをしてから電子レンジをやめました。実のところ、引っ越しの際に以前の使用していたものは破棄して新しいものを買っていないだけなのですが、前々から電子レンジを使うのはやめたいなと思っていたので、いいきっかけとなったわけです。

つまり電子レンジがない=作り置きや冷凍保存も強制的に卒業したというわけです。毎回1食で食べる分だけを、ごはんも炊くようにしています。

鍋炊きごはんであれば、これも簡単。1人分〜1.5人分(わたしと娘)であれば、1/4カップ程度、2.5人分(家族3人分)であれば1/2カップ、チャーハンやリゾットなどごはんを多く使うようであれば、少し調整するだけ。

「面倒じゃない?」と言われることもあるのですが、これも慣れです。不便なことでも慣れてしまえば、それが普通になってしまうのだと思います。

お手入れがしやすい

普通のお鍋なので、毎回ごはんを炊いたら他の調理器具や食器と同様に洗えばOKです。お手入れはかなりシンプル。

一方で、炊飯器の内釜は、先述した通りプラチックでコーティングされているため、洗いすぎることで剥げしまう恐れがあります。また、炊飯器本体のお手入れは、かなり面倒だと耳にします。(結婚するまで実家暮らしだったためお手入れをしたいことがないのですが 笑)そして、それを怠ると、美味しいごはんが炊けなかったり、臭いなど衛生問題にもつながる可能性もあるんだとか…

そうした電子調理器具のお手入れが苦手で、後回しにしがちなわたしにとっては、お手入れのしやすさはお鍋でごはんを炊く一番の理由かもしれません。

ごはんを炊くのにおすすめのお鍋選び

アルミ鍋/テフロン加工がされたお鍋はNG

ごはんを炊くお鍋もどれでも良いというわけではありません。これも、これだけ物が溢れている時代ならではの落とし穴。

結論から言ってしまうと、アルミ鍋やテフロン加工がされたお鍋はNG。

アルミニウム製の調理器具が人体に危険性があるとしてアメリカでは政府から公式発表されていたり、ドイツやフランス、スイス、イギリスなどではアルミ鍋から発生する有害物質の研究レポートに基づき、アルミニウム製の調理器具の販売規制を行っています。また、テフロン加工のフライパンは焦げ付きづらく使いやすいので人気。けれど、空炊き・数百度以上の高温調理をすると有害なガスが発生するということが明らかになっています。

体への影響・環境にも優しいお鍋

というわけで、お鍋を選ぶ際には、健康へのリスクが少なく、環境にも優しいおすすめの材質が◎。

わたしは、ホーロー鍋を長らく愛用しています。最初の内は(何度も言いますが)お金がなかったのでチャイナタウンにある安い調理器具やでアルミ製の鍋を購入してごはんを炊いていました。娘が生まれた頃に母から譲り受けた(自分では買っていない 笑)ホーロー鍋で炊いてみたところその美味しさにびっくり!

ル・クルーゼ(Le Creuset)

ホーロー鍋は、磁器からでる遠赤外線効果によって食材の組織をこわさずに火が通り食材のうまみを引き出してくれると言われています。また保温性も抜群。炊いたご飯も長く温かく保ってくれるのは鍋炊きごはん派の人には嬉しいポイント。 ごはんだけでなく、煮込み料理用の鍋としてもとっても優秀。さらには焦げ付きにくいのでお手入れも簡単ですよ。

誰でもできる!お鍋でごはんを炊く方法

【準備するもの】

  • 軽量カップ
  • ザル
  • ボウル
  • ホーロー鍋
  • 木製しゃもじ
  • 白米(1カップ)
  • お水(2カップ)※水分量の多いお米の場合は、やや少な目にしても◎。

【手順】

  1. 下準備として、お米をザルに入れて研いだら30分〜1時間浸水させます。(お米がふんわりとお水を含んで膨らむと美味しくなるのでおすすめ)
  2. お米をホーロー鍋に入れ、お水2カップを加えます。
  3. 鍋に蓋をして、強火にあてます。グツグツと沸騰してきたら、火を弱めて中火にして3〜4分。(吹きこぼれることがあるので、お鍋はしっかり観察するのが◎)
  4. 水気がなくなったら、弱火にして5分程度そのままにします。
  5. パチパチ音が鳴ってきたら、火を止めて2〜3分蒸らして完成。

おまけ:ボウルやしゃもじもプラスチックフリーにできたらいいですね

鍋炊きごはんでプラスチックフリーを実践するなら、それに関連するものも徐々にプラスチックフリーにできたら良いですよね。ボウルやしゃもじなど身の回りの調理器具がもしプラスチック製の素材であれば、次回の買い替え時期にはぜひ自然に優しいものを選ぶと良いかもしれません。

Perle 木製アカシア キッチンツールセット

食べものはオーガニックや体に良いものを選んでいるという方は多いかもしれませんが、それを調理する器具もまたサステイナブルなものを選ぶことで、より地球の循環がよくなると信じています。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。