月のリズムに合わせてヨガを練習『月ヨガ』でサイクルに合った心地よさを感じよう

女性の体は神秘的な力に満ちています。自然のサイクルに共鳴し、時にゆらぎを感じることも多くあります。

今回ご紹介する『月ヨガ』は、月のリズムと体内のリズムのつながりを意識した無理のないライフサイクルを送ることで、自然と私たちの心と体も本来あるべき健康な状態に導かれていくという考え方がもとになっています。

「最近ゆらぎやすい…」「生理前にイライラしてしまう」という方などは、心とカラダを癒してくれる『月ヨガ』を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事はこんな人におすすめ
・月ヨガが気になる人
・月の満ち欠けと女性の体の関係に興味がある人
・PMSに悩んでいる人
・どんな周期ステージでも”ご機嫌な自分”でいたい人

『月ヨガ』とは?

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『月ヨガ』とは、そのネーミングからもイメージしやすい通り月のリズム(月の満ち欠けサイクル)に合わせてヨガの練習を行います。

古来から月には、”感情・心・本性・本能・女性性”を司るシンボルとされてきたと言われています。

骨盤の開き具合、月経や排卵、出産など、女性の体のリズムは月のリズムに影響されているかもしれないとも言われています。

「月と女性の体の関係が深いのではないか」と言われる理由の一つが、月経です。月の満ち欠けサイクルは29.5日周期。そして女性の月経周期の平均も約28日周期。中には「満月のころに向かって体重が増加し、新月の頃に向かって体重が減少する」「満月のころに月経がはじまる」という方も少なからずいるのではないでしょうか?

月ヨガは、そんな月のリズムと体内のリズムのつながりを意識した無理のないライフサイクルを送ることで、自然と私たちの心と体も本来あるべき健康な状態に導かれていくという考え方がもとになっています。

『月ヨガ』のやり方

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1か月を2つの分ける

『月ヨガ』は、新月から満月までの周期を”吸収期間”、そして満月から新月までの周期を”排出期間”と考えます。

新月〜満月吸収期間
満月〜新月排出期間

それぞれの2週間で、適切なヨガのポーズを練習していきます。

呼吸法から練習をスタートする

吸収期、排出期も、まずは呼吸法から練習をスタート。

覚えておきたいのは、ヨガの呼吸は鼻呼吸になります。(ただし鼻が詰まっている場合は無理しないでくださいね

ポイントは吸う息よりも吐く息を少し長めにすることを意識してみて下さい。そうすることによって、リラックス効果が高まり、内臓が活発に動き、体温がほんのり上がっていくのを感じます。便通を促してくれたり、体の芯からポカポカになるかもしれません。

心身をリラックスさせてからポーズの練習をはじめます。

・練習のはじめは呼吸法からスタート
・鼻呼吸が基本
・吐く呼吸を長めに意識することでリラックス効果アップ
・内臓に刺激が入り体が温まり、体を動かす準備が整う

▼呼吸法の練習を深めたい方には『片鼻呼吸法』の練習もおすすめです。

吸収期間(新月〜満月)はエネルギーを吸収

吸収期間の特徴

新月から満月にかけての吸収期間は、月が満ちていくように心と体もさまざまな栄養分を吸収していく期間です。

この期間の月の満ち欠けは、新月と上弦の月にあたります。

この期間は、体作りにピッタリの時期。また精神的にも積極的で行動的になるので、人と会うことに向いている時期です。

一方、ダイエットには向かない時期でもあります。ダイエッターの方であれば、「痩せたい」と思っても結果が出づらい時期だということを覚えておくと精神的に楽になるかもしれません。

おすすめのポーズ
新月キャット&カウ/安楽座/うさぎのポーズ/猫伸びのポーズ/針の
糸通しのポーズ/かんぬきのポーズ
上弦の月木のポーズ/戦士のポーズ1〜3/ハイランジ/下向きの犬のポー
ズ/三角のポーズ/椅子のポーズ/鷲のポーズ/踊り子のポーズ

排出期間(満月〜新月)はダイエットの成果が出やすい時期

排出期間は、満月から月が欠けていくように、心と体も老廃物をデトックスする時期。ダイエットをするなら、このデトックス期がおすすめです。

この排出期間の月の満ち欠けは、満月と下弦の月にあたります。

吸収期間でたくさん取り込んだ栄養で余分なものは老廃物として体の外に排出を促すように心がけましょう。老廃物が蓄積されてしまうと、毒素になりそれが”何となくの不調”につながったり、病気を招く可能性にもなりえます。

特に、排出期間最後の頃は、始まりを意味する新月に突入します。いらないものは全て手放して、新たな良いものを取り入れる準備をするようにすると新月から新しいスタートがきれるかもしれませんね。

おすすめのポーズ
満月花輪のポーズ/開脚前屈/仰向けでの合せきのポーズ/仰向けの木
のポーズ/亡骸のポーズ(シャヴァーサナ)
下弦の月半分の魚の王のポーズ/針の糸通しのポーズ/片足ワニのポーズ/
捻った三角のポーズ/鳩のポーズ/牛の顔のポーズ/シューレース
のポーズ

月のリズムに合わせて1日1ポーズ練習してみては?

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1日1ポーズでもいいので月のリズムを感じながら、ポーズを練習してみるのはおすすめです。もしかしたら、心と体がときほぐされていくのを実感できるかも。

忙しい毎日の中でも自然の流れを少し意識して暮らしてみると、内側から輝くヘルシービューティを目指せるかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。