5月11日から九州南部は梅雨入りしたと気象庁から発表があったようですね。平年よりも19日間早く、統計史上2番めに早い梅雨入りなんだとか。
私の住むシンガポールは、乾季であるはずの1月から連日雨が続いていてこれもまた自然が自然に対応してのことなんだろうなと日々感じています。
雨の日はできればお家でゆっくりしたい派ではありますが、どうしても外出しなくてはいけない時もある!現地のニュースでも毎月頭に「3月は引き続き雨の多いが続く模様」「4月は雷を伴う雨が降り続く模様」なんて発表されるので、シンガポールでレインブーツデビューをしました。
選んだのはラバーブーツブランドの【HUNTER】です。
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【HUNTER】って?
履いたことはなくても、目にしたことがあるという方も多いかもしれない【HUNTER】。
1856年創業のHUNTERは英国老舗ブランド。ブランドシンボルでもあるオリジナルブーツでその名を知られていますが、女王エリザベス2世およびエディンバラ公より王室御用達として指定されているすごいブーツなんだそう!
天然ラバーによる防水性はもちろん、カジュアルシーンやスーツスタイルなど、あらゆるコーディネートに合わせられる幅広いラインナップを揃えているのは、やはり王室御用達に指定されているだけありますよね。
シンガポールでは、洪水のような大雨が降ることも多いのですが(そして必ず、娘をお迎えに行く時に限って)、そんな時でもファッション性を損なわずに、しっかりと足元を保護してくれるのが嬉しいポイントです。
雨の日って気分が沈むことも多かったり、足元がびしょびしょだとそれだけでゲンナリすることもあるんですが、大雨でも濡れない!しかもオシャレ!シンガポールでは雨の日はビーサン(雨の日でなくともビーサン 笑)の人がほとんどでレインブーツをはくひとなんていませんが、すごく褒められます。単純な私はこれだけで、雨の日のお出かけがウキウキに変わります。
デザイン性と機能性に優れていることに加えて、人と地球に優しいHUNTERはサステナブルなレインブーツでもあるんです。
HUNTERはサステイナブルなレインブーツ

エシカルサプライチェーン
HUNTERでは、並外れた品質と製品を作る人々の幸福を重視。工場や農場で可能な限り最高の労働条件を確保するために努力しています。
また、HUNTERでは人権、職場、環境基準を満たす世界中の工場と提携。製品が作られる工場では、働き手がどのように働いているかについてオープンで透明であり、従業員の権利と基準を継続的に改善していくよう努めています。協力することで、工場労働者の生活を改善し、より良質で永続的な変化を生み出すことを目指している、まさに持続可能な働き方のできるリーティングカンパニー。
安全で公正な労働条件の原則を定めたサプライヤー行動規範が下記のもの。これは、国際労働機関の条約を含む国際基準に基づいています
1. 生活賃金の支払い
HUNTER公式HPより
2. 労働時間は過度ではありません
3. 労働条件は安全で衛生的です
4. 児童労働を使用してはいけません
5. 雇用は自由に選択されます
選び抜いたサステイナブルなゴム農園の天然ゴム使用で二酸化炭素排出を削減
ウェリントンのブーツは、ラテックスゴムから手作りされています。このラテックスゴムは柔軟性と防水性があり、ハンターが知られている快適さと保護を提供する天然のビーガン素材。
最高品質と言われるこのゴムは、中国、インドネシア、タイ、ベトナムのプランテーション(ゴム農園)から調達されています。これらのプランテーションは、工場の近くにあるため全体的な二酸化炭素排出量を削減に貢献!
また、HUNTERではパートナーであるプランテーションにも自然環境、労働者および地域社会の権利を尊重を期待しているのがミソ。つまり、熱帯の森林破壊をしたり、焼畑技術や殺生物剤を使用していないかどうか農場を訪問しているそう。
HUNTERでは、森林管理協議会(天然ゴムの責任ある調達に関する(FSC)の意見書)に署名し、森林伐採のない、環境に配慮した、社会的に責任のある天然ゴムからゴムを調達することを約束されています。
これからの取り組みとして、Stella McCartney x Hunterのコラボレーションは注目したいところ!持続可能性の高い天然ゴムと、耐久性があり、衝撃の少ない植物ベースのネオプレンであるYulexから作られた、最も持続可能なブーツが出来上がるのではと業界では話題だそう。
一部製品はビーガン
HUNTER製品では一部のトリムや材料には革、毛刈り、羊毛を使用。現在、動物由来の材料に対するより持続可能な代替品を継続的に探している最中だそう。ただし、使用されるすべての動物由来材料は、動物、労働者、および環境を慎重に尊重して扱うサプライヤーからのものであることを保証することにコミット。
また、HUNTERコレクションの一部はビーガン対応。例えば、ベストセラーのレインブーツの多くはビーガン。これには、オリジナルトールブーツだけでなく、オリジナルショート、オリジナルチェルシー、プレイ、リファインドブーツなどのベストセラースタイルも含まれるそう。
ビーガン製品はPETA承認済み。ハンターは、ビーガン製品が、使用される材料内または製造プロセス中に動物性製品または副産物を含まないものであると認識されています。
化学物質の使用を制限
顧客、サプライチェーンの労働者、および環境への過度のリスクを防ぐため、すべての製造プロセスそして完成された製品は、製造および販売される国の関連する化学法に準拠。
季節ごとに、サプライヤーにすべての製品の標準への準拠を確認し、化学テスト結果を提出するよう依頼しているそう。
化学物質の影響に関する知識は常に発展していますが、HUNTERでは新しい研究を継続的に監視し、定期的に基準を更新し、人や環境に有害な物質を制限するように努めています。
寄付
HUNTERでは、ゴムの栽培と材料の調達からブーツの製造、そして消費者である私たちが長年愛用してブーツを履いた後の”寿命”に至るまで、ブーツのライフサイクル全体で倫理的慣行に取り組んでいるのも特徴の一つ。
注目したい最近の取り組みの1つは、英国でのHunter ReBootプログラム。古いブーツを返却することができ、新しい命を与えることができるんだそう。(現在はイギリスのみですが、これから多くの地域で提供が予定されているそう。ワクワク)
公園の地面、道路、キックボクシングバックフィラーなど、175足のハンターブーツをリサイクルすると、二酸化炭素の排出1トンを節約するのに貢献できるんだとか!
また売れないブーツは2012年以来続けているHunter Donatedによって活躍の場を広げています。世界中の地元の非営利団体やコミュニティであるグローバルチャリティーパートナーに、完全に機能する防水ウェリントンブーツを提供。東ティモールの稲作農家、中東の紛争から逃れた難民、ハイチとプエルトリコのハリケーンの影響を受けたコミュニティまで、これまでに合計116,335のペアブーツが寄付されました。
HUNTERプレイショート愛用中のわたしが感じること

おしゃれ
なんと言ってもおしゃれ。自分のお気に入りのアイテムを身につけるのって、すごくウキウキしますよね。雨の日はお出かけが面倒だったり、気分が滅入りやすいからこそ、気持ちをあげてくれるアイテムを身につけるってとても大切な儀式だとわたしは思っています。
カラーやデザインも豊富ので、気に入るものを見つけやすいのもポイント。
耐久性がある
丈夫で長持ちなのもHUNTERの良いところ。レインブーツをはくほど、雨の多い日が続くのは日本では梅雨だけかもしれませんが、毎年わざわざ買い換えるよりもずっと長く使えるものを選んだ方が良いと思います。
靴下選びにはご注意を
HUNTERに限らずレインブーツ全般に言えることかもしれませんが、ブーツの下にはく靴下には要注意が必要かもしれません。薄い靴下や、くるぶしソックスの場合は、肌とブーツが擦れて歩いていると痛くなってしまうことも。
わたしのHUNTERは、プレイショートというものを履いていますが、冬用のくるぶし上5cmほど(ブーツでかくれる長さ)のものを履いています。厚手の靴下をはくことを想定して、1サイズ大きいものを購入して大正解でした。

雨の日もHUNTERで気分を上げよう

約1ヵ月半の長い梅雨。「雨だとオシャレも楽しめない…」なんて昔の話!HUNTERブーツがあれば、低気圧の中でも気分があがること間違なし。
そして、HUNTERブーツは、雨の日だけでなく普段使いもできるオシャレなブーツ。キャンプや山登り、BBQなどのアウトドアにもおすすめです。
どうせオシャレをするなら、人にも地球にも優しいものを長く使いたいもの。今年の梅雨は、HUNTERのレインブーツでサステナブルに過ごしてみませんか?
参考: HUNTER公式HP