「ヨガーニードラ中にソワソワしてしまう・・・」ヨガニードラが苦手な人のための練習方法#ウェルネスすいようび

ヨガの瞑想の練習方法の一つで究極のリラクゼーションとも言われる『ヨガニードラ』。わたしも大好きな練習の一つで、ほぼ毎日練習を続けています。

けれど、よく耳にするのは「ソワソワして落ち着かない」と言った声。

今回は、ヨガニードラセラピストでもあるわたしが考えるヨガニードラの効果を最大限得るためのポイントについてお話したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ!
・産後の睡眠不足に悩まされている方
・不規則な仕事をしている方
・寝付きが悪い方
・眠りが浅く夜中に何度も起きてしまう方
・リフレッシュしたい方
・ありのままの自分を受け入れる練習をしたい方

『ヨガニードラ』とは?

ヨガニードラ』(Yoga Nidra)とは、日本語に訳すと『ヨガ行者の眠り』。”眠りヨガ”などと言われることもあることから、お休みのためのヨガということがイメージできるのではないでしょうか。

一般的なヨガニードラでは、仰向けで横になった状態(シャバーサナの姿勢)で講師のガイドを聞きながら行う内観を伴う深いリラクゼーションです。

忙しい現代社会では、人間関係や情報社会の中で意識的にそして無意識レベルでも神経を使い、絶えず外側から刺激にさらされています。

無意識に抱え込んでいる緊張は、身体、呼吸、エネルギー、感情、思考にいたるまでに影響を及ぼし、免疫力を妨げたり心身のバランスを崩すことにも繋がってきます。

ヨガニードラとは、こうしたわたしたちを本来あるべき健やかな状態に返していく練習になります。

「ヨガニードラは苦手」という人こそ練習してほしい理由

ヨガニードラは「とてもリラックスできる」「気持ちいい」という人もいれば、「ソワソワして落ち着かない」と言ったヨガニードラに苦手意識を持っている人も少なからずいます。

けれど、わたしはこうした苦手意識を持った人こそヨガニードラの練習をするのをおすすめしたいです。なぜなら、こうした苦手意識を持った人の多くが普段からリラックスすることに慣れていないケースが多いから。

もちろん一概には言えませんが、ヨガニードラ中に「ソワソワして落ち着かいから苦手」と感じている人は、西洋医学的観点から見てみると交感神経が優位に立ちやすいのことがあります。

現代社会では、否応なしに交感神経が高ぶりやすい環境になっています。それはものすごいスピードで時代や社会、環境が変化していくことや、また常に強い光(テレビ、パソコン、スマホなど)を四六時中浴びている状態です。

交感神経が決して悪いわけではありません。日中に仕事や勉強、家事、育児などを頑張れるのは、この時間帯には交感神経が優位に立っているから。

ここで注意したいのは、本来お休みすることが理想的な夜の時間帯にも交感神経が高ぶってしまうこと。

常に交感神経が優位な緊張状態にいることは、睡眠の質に影響を与えたり、またストレスや疲労が溜まってしまい何かしらの不調を抱えていることもあるかもしれません。

ヨガニードラが苦手な人へのおすすめ練習方法

朝一番に練習をする

ヨガニードラは夜練習するもの」というイメージも強いかもしれませんが、実はそんなルールはありません

もちろん寝入りを良くするのには効果的であり、寝落ちしやすいのも特徴ではあるため、夜練習するのはとても良い練習方法の一つであると思います。

朝一番にヨガニードラを練習するメリットは、寝起きはそこまで頭が働いていないから

スマホを開く前に、今日のスケジュールを確認する前に、まだ真っ白な状態でヨガニードラの練習をしてみてください。

朝一番にリラックする時間を持つことは、1日の活力源にもなるはず。

生産性が向上したり、心にゆとりが持てるようにもなるため、日中忙しない時間の中でも心穏やかに過ごせるようになるかもしれません。

環境を整える

自分がリラックスできる環境を整えるのもおすすめ。

  • 誰もいない場所へ移動する
  • イヤホンやヘッドホンを利用する
  • 部屋の温度を最適化する
  • ブランケットなどを使用する
  • クッションやヨガボルスターなどの補助を使用する
  • お腹が空いているならホットミルクを飲んでお腹を満たす
  • アロマやお香を焚く
  • トイレを済ませる

ヨガニードラの練習の前に、その時の自分を少し観察してみてください。何か気になることがあれば、練習前に解消して練習中は外的要因に引き込まれないように環境を整えましょう

もちろん、何が起こるかわからないので「これで100%集中できる環境が整う」とは言えません。

けれど落ち着く環境を整えないよりかは、かなりリラックスできる状態を近づくのではないでしょうか。

練習前にジャーナリングをする

これはわたしが毎朝の習慣に入れていることの一つ。ヨガニードラの練習前に、紙とペンを用意して、思いつくことを何でも書き出してみてください。

書き出すことで気持ちが整理されたり、心のモヤモヤや気になることが消化されるように思えます。

ヨガニードラの練習中にソワソワしやすい人は、ヨガニードラの練習の前からソワソワしていることが多いです。

誰かに見せるわけでもなく、ただ自分のソワソワや気持ちを吐き出すだけのものなので、キレイに書く必要もなければ、どんな汚い言葉を吐いたってOK!

無になろうとしない

”瞑想=無になること”と言ったイメージがありますが、瞑想中に無になることはほぼ不可能

実際に、ヨガの経典『ヨガスートラ』の中にも”「瞑想中に無になった!」という意識があること自体が無ではない”と説かれています。

ですので、ヨガニードラ中も”無になる”といった目標や期待を持つよりかは、ありのままの自分を受け止めるよう意識してみるのがおすすめ。

「ソワソワしている」「なんか落ち着かない」そんな自分を見つめてみて、もしかしたら居心地が悪く感じるかもしれません。

けれど、それはそれで自分の体や心が「居心地が良くしてほしい」とサインと捉えてみましょう。

忙しい毎日の中でも、体や呼吸、そして心にほんの数十分だけ関心を持って、向き合う時間がヨガニードラの練習と考えてみてはいかがでしょうか。

お気に入りのヨガニードラを見つける

YoutubeでもCDでもアプリでも、オンラインヨガでも様々なツールで今はヨガニードラを練習することができます。

わたしは、Youtubeのサントーシマ香先生のヨガーニードラを聞くことが多いですが、以前体験で参加したオンラインヨガスタジオの『SOELU』で録画配信されていたYacco先生のヨガニードラは声や言葉の選び方がとても心地が良かったのでおすすめです。

声の質や、言葉の選び方など、インストラクターや講師によって違います。お気に入りの先生を見つけるのもヨガニードラの練習の効果を得るポイントの一つ。

また、わたしは個人的には「自分でヨガニードラ」ができるようになることもおすすめです。自分で自分にかけたい言葉を選んだり、その日の体調に合わせて「今日は呼吸に意識を向ける時間を長めに」「今日は座位の姿勢で」と練習をカスタマイズすることができるから。

自分でヨガニードラを練習できるように色々な先生のヨガニードラを聴いてスクリプトを書いてみてはいかがでしょうか。

ヨガニードラは練習を続けることで効果が分かる

出産直後にヨガニードラと出会い、練習をはじめて5年になります。

最初の内は、産後の睡眠不足を解消するために「寝れる時には質の良い睡眠を…」との思いから続けていました。

今は、「交感神経が高ぶっているな〜」「わたし優しや思いやりが足りない」といった時に練習するようにしています。

もちろんソワソワして落ち着かない時もありますが、そんな時こそこの練習が必要だと自分で分かっているので、集中できなくても、イライラしても、ソワソワしても、最後まで練習するようにしています。

「ヨガニードラが苦手」「ヨガニードラに興味があるけれど、なかなか効果が感じられない」といった方の参考になれば嬉しいです。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。4歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、RYT200を活かしシンガポールを中心にヨガインストラクターとしても活動中。