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シンガポール最新のカフェ文化を現地在住者が紹介!エコな旅のお供はサステイナブルコーヒー

「自然環境を守りたい。それでも旅はする。」

そんな矛盾にジレンマを抱えている人も少なくないかもしれません。私自身もその一人。

そんなジレンマの中で少しでも環境に負担をかけないことが、旅人が環境に対してできることの一つです。旅先、宿泊先、持ち物、食べ物…

エコなもの。環境に配慮したものを選ぶだけで結果は大きく変わってきます。

旅先でのコーヒーを飲むという習慣は、私が大切にしていることのひとつ。普段は、そこまでたくさん飲まないものだからこそ美味しく、そしてエコなコーヒー・サステイナブルコーヒーを選ぶようにしています。

コーヒーの未来を支えるのがサステイナブルコーヒー

サステイナブルコーヒーとは

サスティナブルコーヒーと直訳すると「持続可能なコーヒー」とします。つまり、生涯ずっと持続して生産することができるコーヒーの生産体制ということになります。

サステイナブルコーヒーと呼ばれるコーヒーはいくつかありますが、ブルーボトルコーヒーを筆頭に日本でも一大ムーブメントを起こしたサードウェーブコーヒーもサステイナブルコーヒーの一つです。

サードウェーブコーヒーはサステイナブルコーヒー

コーヒーブームは今まで3回あったと言われています。

一度目のブームは、技術の進歩により安価に大量にコーヒーが販売され、誰もが気軽にコーヒーを楽しめる時代。アメリカンコーヒーなどのインスタントコーヒーが代表的です。

二度目のブームはスターバックスに代表されるシアトル系コーヒーチェーン。「カフェラテ」などのエスプレッソベースのバリエションコーヒーで、今までコーヒーとは無縁だった人々を惹きつけました。

一度目と二度目に共通するのが「大量生産・大量消費」ということ。

そして現在は三度目は、サードウエーブコーヒー。

コーヒー豆の品質にこだわり、生産者のことも考えた消費を行います。産地や生産方法を知り、抽出方法や鮮度にもこだわり、コーヒー「一杯一杯を心から味わう」ことを追求しているのが、サードウェーブコーヒーです。

サードウエーブは少量生産・必要量消費という全く異なった消費パターンというのが今までの第一次、第二次と大きく異なるポイントです。つまり、サードウェーブコーヒーはサステイナブルコーヒー。

大量生産・大量消費の何がいけない?

コーヒーのみならず農作物を継続的に収穫・生産して未来の農園を残すことは言うまでもなく重要なこと。それでも、消費国側の都合で、大量の生産量を生産国側に求めると生産者と環境に悪循環をもたらしますことは当然のことです。

大量生産するための焼畑や農薬散布はその土地の環境に負荷をかけ、収穫量の減少、そして数年後には何も栽培できない土地に導いてしまいます。もちろん大量生産のものは、農作物の品質の悪さも問題視されています。

また、コーヒー生産者の多くは熱帯地域に暮らす小規模農家。大量生産に対しての十分な利益が得られないこともあり、貧困に苦しんでいる生産者の方々も少なくありません。

生産者の方々あってこそのコーヒー。

生産者を守り、環境を考えることで、コーヒーの未来が守られることを忘れてはいけないと思っています。

そのためには、消費者である私たちがどのようなものを選ぶかという判断がとてもキーポイントにもなってきます。

シンガポールのサードウェーブコーヒーが飲めるお店。旅のお供にサステイナブルコーヒーでエコな旅を実現

シンガポールは、古くからコーヒー文化が根付いている国。ローカルの飲み物と言えば、豆に砂糖とマーガリンを加えて焙煎したKopi(コピ)。朝は、お年寄りがホーカーセンターで、出勤前にはオフィスで飲むためにとオフィスワーカー達が列を成しているKopiのお店を見るとコーヒーは地元の人々にとってライフスタイルそのものなんだなということがよく分かります。

それでも、そんな伝統的な飲み物に負けず劣らずなのが、サードウェーブコーヒーです。旅人はもちろん、海外在住者も多く、また古くからたくさんの国に占領されてきたこの地では海外の文化を柔軟に受け入れる体制が根付いているのかもしれません。

Chye Seng Huat Hardware (チャイ セン フアット ハードウェア)

地下鉄(MRT)のLavender(ラベンダー)駅。観光でシンガポールに訪れているのであれば、9割型用事のない駅と言っても過言ではない程、近隣住民で賑わう駅。そんな旅人にとって無縁とも思える駅ですが、ここ数年はローカルのおしゃれなカフェが軒を連ねるカフェ激戦区エリアとして地元の人々に愛されています。

コーヒー好きなら絶対に行きたいお店『Chye Seng Huat Hardware (チャイ セン フアット ハードウェア / 以下 CSHH)』もその一つ。

Lavender駅からは徒歩15分。お世辞にも近いなんて言えない場所です。それでも、もし時間が許すのであれば是非歩いて向かうのがおすすめ。お店へ向かう通り沿いには、地元民の住む公共団地(HDB)や、とってもローカル感のあるハードウェアハウスなどが立ち並ぶエリア。

観光地巡りでは見ることのできない地元の人々の生活を垣間見ることができるのは、旅の醍醐味です。15分もあっという間に感じてしまうかもしれません。

日本でも人気のティラミスヒーローの本店や、漢方薬局だったお店をリノベしたオシャレなカフェまで立ち並ぶ通り、Tyrwhitt Rd(ティルウィット・ロード)にCSHHはあります。

CSHHで人気の理由はずばりサードウェーブコーヒー。休みの日ともなれば、遠くからわざわざコーヒーを飲むためだけにこの場所を訪れ朝から大賑わい。

ファーストウェーブのアメリカンコーヒー、セカンドウェーブのシアトルコーヒー(スタバなどが流行らせたモカやラテ、マキアートなど)、そして、ブティックコーヒーのサードウェーブコーヒ。

大量生産ではなく、丁寧に焙煎され抽出されたコーヒー。CSHHのコーヒーは、強めで濃いのた特徴です。シンガポールの『PAPA PALHETA(パパ パルヘタ)』というブランドの豆を使用しています。

PAPA PALHETAは、シンガポールとマレーシアのインディペンデントコーヒーブティック。こちらで焙煎したてのコーヒー豆を使ってバリスタが豆にあった器具を使ってコーヒーを淹れてくれます。季節ごとに豆の種類を変え、こだわりの淹れ方で飲むコーヒーは逸品。

コーヒー以外のカフェメニューも充実!ブランチにもオススメです。

Chye Seng Huat Hardware

 

住所 : 150 Tyrwhitt Rd, Singapore 207563

営業時間 : (Mon-Thus, Sun) 9:00am-10:00pm (Fri-Sat) 9:00am-12:00am

The Glasshouse (グラスハウス)

シンガポールのインスタグラマーが行きつけのカフェとして2017年に話題となったのが『The Glasshouse(グラス・ハウス)』。こちらでも淹れたてのサードウェーブコーヒーが飲めるとあって、地元の若者を中心に人気のカフェです。

場所は、2018年公開されて全米で話題となった『Crazy Rich Asians(邦題:クレイジーリッチ!)』のロケ地としても通の間では有名なスポットCHIJMES(チャイムス)内。

CHIJMESは、もともと修道院として使われていた建築物をそのまま活用したレストラン、バー、カフェ、ショップなどが入っている複合施設。地下鉄City Hall(シティー・ホール)駅から徒歩3分程度の高立地位置します。ちなみに、Crazy Rich Asiansのロケ地になったのは、Chijmes Hall(チャイムス・ホール)と呼ばれる教会部分。

最寄り駅のCity Hallには、Singapore Management University(シンガポール経営大学/SMU)がほど近くにあり、平日でもお昼間以降は、多くの学生がPC片手にコーヒーを楽しんでいる風景をよく見かけます。

シンガポールのボタニカルスタイリストの @mossingarden とスタイリングしたシンガポールのトレンドらしいおしゃれで爽やかな観葉植物に囲まれた店内は、土日は、基本的に朝から夕方まで常に満席状態。運がよくなければ、だいたいの確率で店内に座ることは難しいですが、天気と気温が許せば、持ち帰り(シングリッシュでは「Take away」と頼んで下さいね!)にしてCHIJMES内の芝生広場で飲むのもおすすめです。

肝心のコーヒーですが、The Glasshouseのコーヒー豆は月ごとにローテーションで変わります。

昨年からは、ミャンマー人女性起業家Daw Su Su Aung 氏のプロデュースする「Amara coffee」を、ミャンマーのコーヒーロースターであるGentleman Coffee Roasterとコラボレーションして使用し始めたそう。

Daw Su Su Aung氏は、ミャンマーの小規模コーヒー農園の家庭に生まれ育って、幼少期から母や祖母のコーヒー栽培を手伝っていたそう。大人になった現在は家業の傍ら、ご自身のコーヒー粉「Amara coffee」をプロデュースしミャンマー国内や東南アジア諸国のカフェに卸しているそうです。

一つ一つ丁寧に焙煎されたコーヒー粉で淹れたコーヒーは格別。濃すぎず、薄すぎずちょうど良い味わいを楽しめます。

Flat White ($4), Cold Brew ($4.50), Mocha ($5) and Filter ($7)からコーヒーは選べます。シンガポールのコーヒーはたいていラテで$6以上することが多いので、お値段もお手頃なのは嬉しいですよね。

参考:Shan State’s ‘Coffee Lady’ Moves up the Value Chain

The Glasshouse: Specialty Coffee and Toast Bar

 

住所:#01-K11 CHIJMES, 30 Victoria Street, Singapore 187996

電話:Tel: +65 9793 0234

営業時間: 7:30am – 5:00pm (Mon – Fri), 8:30am – 6:00pm (Sat – Sun)

COMMON MAN COFFEE ROASTERS(コモン・マン・コーヒー・ロースター)

地理的にもそんなに遠くないオーストラリアからは、様々なコーヒーロースターやカフェが上陸しているのもシンガポールの飲食業界の特徴。Common Man Coffee Raosters(コモン・マン・コーヒー・ロースター/以下 CMCR)は、オーストラリア人ダイレクターが指揮をとったコーヒーロースターで、地元の人から日本人在住者から根強い人気のあるカフェレストランです。

CMCRのコーヒーは、酸味が強く味が濃いのが特徴。

また、昨年からは環境や生産者保護にも積極的に取り組んでおり、カフェではプラスチックストローを廃止し、世界自然保護基金(WWF Pledge)にもサインしています。

もし持ち帰りにする際には、マイボトルやタンブラーなどを持ち込むとお会計から10%offもしてもらえます。リユーザブルコーヒーカップブランドのSol CupとコラボしたCMCRオリジナルのコーヒーカップも販売しています。コーヒーラバーのお土産にはピッタリかもしれません。

出典・COMMON MAN COFFEE ROASTERS

サステイナブルコーヒーを味わうだけでなく、CMCRでお食事、買い物をするだけで、エコな活動に参加できる仕組みが整っているということは、旅の途中にCMCRに立ち寄ることをおすすめすることの最大のポイントかもしれません。

出典:GOING GREEN FOR A COMMON CAUSE

COMMON MAN COFFEE ROASTERS

 

住所:22 Martin Rd Singapore 239058

電話:+65 6836 4695

営業時間: 7:00 – 18:00

旅の途中でコーヒーを飲むならサードウェーブコーヒーを

サードウェーブコーヒーはただサステイナブルなだけではありません。

大量生産されたコーヒー豆は、農薬散布された農地で栽培されていることも懸念され安全性にも疑問がないとは言い切れません。また、品質を比べても全く違います。

旅を通して学べること、経験できることはたくさんあります。決して普段の日常では味わえない幸福感もまた、たくさんの人々が旅をすることが好きという理由の一つかもしれません。それでも交通手段をはじめとした旅が環境に与える影響は決して良いものとは言えないというのは多くの人が気づいていること。

それでも旅をするのであれば、エシカルな考え方でモノを選択することがせめてもの地球にできることだと私は思っています。

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