『クレイジー・リッチ』な体験を。シンガポールの秋の夜長にしたいこと

観終わった後、幸せな気持ちにしてくれる。その余韻に1週間は浸れる。そして誰もが希望を持つことができると勇気をくれる。『クレイジー・リッチ!』はそんな映画だ。

日本でもいよいよ9月28日から公開になる『クレイジー・リッチ!』は、ニューヨーク大学で経済学の教授としてバリバリ働くレイチェルが恋人ニックの故郷シンガポールに行ったら実は超金持ち(クレイジーリッチ)だったという話。

「映画の世界だから」と思いながら観てしまわないでほしい。シンガポールには、ニックのような人がうじゃうじゃいる。

ニューヨークで出会ったシンガポール人の彼の実家に行ったら、家の中に50mプールがあったなんて話を聞いたことがある。別に隠しているわけでもないけれど、あえて言う必要もない。むしろ言ってしまうと「リッチだから」そんな目で見られる。映画の中でニックが言っていたようにお金持ちにはお金持ちなりの悩みや葛藤がある。

物語の中にはシンガポールのリッチな人々の生活がリアルに描かれている。とシンガポール在住7年の私はそう思った。

例えば、日系イギリス人のソノヤ・ミズノが演じたアラミンタは、ニックとレイチェルを空港までスッピンにメガネ、そしてパジャマで迎えに来た。そのまま一般人に混じってホーカー(屋台)でビールとB級グルメを楽しむ。シンガポールのお金持ちってその辺に普通の格好(というかパジャマ)をして一般人に混ざっている。気取らない。お金をかけるかけない関係なしにやりたい事をする。そんな自然体なリッチな人々が描かれていたのが印象的な作品。

そんな『クレイジー・リッチ!』の舞台となったシンガポールでお金をかけるかけない関係なしにクレイジーリッチな秋の夜長を過ごしてみてはいかがだろうか。

Makansutra Gluttons Bay(マカンストラ・グラットンズ・ベイ)

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冒頭で話したソノヤ・ミズノがスッピンパジャマのホーカー(屋台)が、ここ『マカンストラ・グラットンズ・ベイ』。映画内に出て着る屋台は厳密に言うとここのお店ではない。ホーカーセンターには、シンガポールのソウルフードが楽しめる屋台が集結している。所謂、『国民の台所』。人種のるつぼシンガポールには、中華系、マレー系、インド系の構成で、更に言うと宗教も仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ教などが混在している。そんな国の台所には、もちろん各国の料理がシンガポール風にアレンジされ提供されているから面白い。

夕方5時ごろからオープンするこのホーカーは観光客だけでなく、周辺で勤務しているローカルや在住外国人にも人気のスポット。ベイエリアの特権、涼しい風を浴びながらB級グルメを堪能するのにはおススメ。

Raffeles Hotel (ラッフルズ・ホテル)

レイチェルとニックがシンガポール滞在中に宿泊しているのがラッフルズホテル。シンガポールの超名門ホテル。

2017年から全面改装されているホテルは、2019年にリニューアルオープン予定。

リノベーション前のラッフルズホテルになるけれど、都会のど真ん中にあるとは思えない程、鬱蒼とした中で南国のリゾート感を味わえる。エレベーターがギコギコなるのは、気になる人もいるかもしれないけれどアンティーク感を楽しむことができた。そう言った所は是非残して欲しいとも思う。改装が楽しみ。

 

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そんなラッフルズ・ホテルにもシンガポールの夜を楽しめるスポット『ロング・バー』が。映画には登場しないけれど、観光名所の一つ。このロングバーは世界中でファンも多いシンガポール・スリングの発祥の地。シンガポールスリングは、”女性のため”に作られたトロピカルカクテル。で、あれば女性が楽しめないわけない。

改装工事に伴い、ロング・バーも閉鎖中。再オープンした際には是非。

Gibson Bar (ギブソン・バー)

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レイチェルと親友のゴー・ペイク・リン(オークワフィナ)が昼間にお茶をしているのがここGibson Bar。バーなので、本来は夜のみの営業。シンガポール観光で人気の一つ。プラナカン建築鑑賞。観光で有名なのは、空港側にあるカトンが有名だけれども、シンガポールには随所随所にこのプラナカン建築が残っている。

Gibson Barのあるアウトラム・パークエリアにもプラナカン建築様式の建物が残っている。映画の中でも、レイチェルとゴー・ペイク・リンがプラナカン建築をバックに話している。

 

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Gibson Barは、日本人のバーテンダー・Aki Eguchiさんがマネージャーを務めるバー。Eguchiさんは、ディアジオ・ワールド・クラス2012シンガポール大会」の優勝者でもある。世界最大級のコンペティションの優勝者、Eguchiさんの作るカクテルはお酒好きであれば絶対に飲みたいカクテルばかり。

Chimes (チャイムス)

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ニックの親友・コリンとアラミンタの結婚式が行われたのがシンガポールの中心地にある教会・Chimes(チャイムス)。このChimesで行われる結婚式が本当に素敵。撮影はスタジオではなく全てこのChimesで行われていて、準備に3日間、撮影に3日間かかったそう。

このChimesは、かつてカソリック系の女子学校だった建物を生かして、おしゃれなレストランやバーが集まったスポット。教会自体は結婚式イベント以外には一般公開はされていないもののシンガポールに来たら立ち寄りたい建物の一つ。Chimes内では、シンガポールの夜長を楽しめるオススメのレストランがいくつかある。

Garden by the bay (ガーデン・バイ・ザ・ベイ)

ニックの親友の結婚式の2次会は、人気観光スポットGarden by the bay(ガーデン・バイ・ザ・ベイ)で。

昼間に行くよりも夕方から夜にかけての涼しい時間帯がおススメだから、シンガポールの秋の夜長を楽しめるスポットだ。毎晩、開催されているスーパーツリーのショーはまるで映画アバターの世界。「ぶっ飛んでる。」の一言に尽きる。

日本が誇るデジタルクリエイター集団チームラボの猪子寿之氏もGarden by the bayを絶賛している。

クレイジー・リッチ!の煌びやかな世界観と相まったGarden by the bayの世界に浸るには夜が絶対におススメ。

Marina Bay Sands (マリーナ・ベイ・サンズ)

言わずと知れたシンガポールのアイコニック的存在のホテルMarina Bay Sands(以下MBS)。屋上のインフィニティプールはあまりにも有名だし、プール目当てでMBSに宿泊する人だっていた程。

プールに入りたいという場合は、宿泊先をMBSに。夕方がベストタイミング。昼間は直射日光で日差しが熱くて入りづらく、夜は極寒。昼間の日光で水温が暖かくなった夕方、カクテルを飲みながら夜長を迎えるのがベスト。

またMBSの57階から、目の前に広がる夜景を存分に楽しめるレストランバー・CE LA VI(セ・ラ・ヴィー)もMBSの夜更かしスポット。室内はレストラン、テラスはバーになっている。音楽好きなら別途入場料が必要なクラブで遊ぶのもあり。夜になると地元客から観光客まで多くの人で賑わっているスポットはまさにクレイジー・リッチな体験のできるスポットの代表格。

この秋は、シンガポールでクレイジー・リッチな体験を。

いつも過ごしている秋の夜長よりも、非現実的な体験をしたい。そんな人に、この秋はシンガポールでクレイジー・リッチ!な体験をしてみてはいかがだろうか。夢の体験が待っている。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、ヨガインストラクターとしても活動中。 2019年8月バリ島にて、全米ヨガアライアンス200時間取得予定。