【セルフラブ力アップ】おすすめの本『怠けてるのではなく、充電中です。: 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法』は自分に自信を持ちたいオトナ女子のための本 #ブッククラブ

理想になかなか近づけない。変わりたいけど、変われない。変わったと思ったら、戻ってしまう…。努力しても空回り、頑張るのに疲れた。

人生はアップダウンの繰り返し。そんな荒波の中にいながらも、今日も明日もちょっと豊かに生きていくために、ちょっと最近お疲れのオトナ女子の処方箋となる本を見つけました。

韓国のイラストレーターエッセイストのダンシングスネイルさんの『怠けてるのではなく、充電中です。: 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法』をレビューします。

ダンシングスネイル『怠けてるのではなく、充電中です。: 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法』

著者はダンシングスネイル

名前を見ただけでワクワクさせてくれるダンシングスネイルは、韓国のイラストレーター・エッセイスト。これまでに、『死にたいけどトッポッキは食べたい』(ペク・セヒ著、山口ミル訳、光文社)など韓国でベストセラーとなったエッセイの表紙や挿絵を担当してきました。

気持ちを和ませてくれる優しいイラストが人気の彼女は20代半ばから後半にかけて、無気力症、うつ、不安症を患っていたそう。

”無気力”、”うつ”、”不安”と聞くとつい、深刻だったり、無理やりに「頑張ってポジティブになろう」、「克服するためには運動しよう」といった体育会系なメッセージを送ってくるようなイメージがあるけれど、ダンシングスネイルの場合はちょっと違う。

「そんな時もあるよね。」「あなただけではないから、大丈夫だよ」と読み手の気持ちに理解し寄り添ってくれるイラストと柔らかい文章がとても読んでいて心地の良いのです。

本の内容は?

タイトルからも分かるように、気を張り詰めることに疲れたあなたに送る充電方法が、イラストと文章で紹介された本。

この本は、当事者としての目線不安や無気力、うつとどう向き合うか克服していくかということが書かれています。

専門家の方やコーチングの方が書かれた本では、克服方法や改善方法がたくさん書かれた本はありますが、この本の場合は当事者本人がカウンセリングやコーチングを通して見つけた”自分のやり方”がシェアされています。

『怠けているのではなく、充電中です: 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法』を読んで学んだこと

良いことができないのはあなただけではない

「運動しましょう」「本を読みましょう」「日に当たりましょう」といったことは、自分のためを思うならやって当たり前のようなこととして言われています。そして、わたしもそういうことはしょっちゅう言ってます。それは私自身がこれまでに自分の総合的な健康と向き合ってきた中で、解決策として有効だったものだから。

けれど、「それが良いことだって分かっている。けれど…」と、踏み出せない人がいるのも理解できるし、その準備が整っていない人もたくさんいるのだと言うことにこの本を読んで気づきました。

体の調子が悪い時は病院に行って専門家に助けてもらうのに、心の調子が悪い時は意思や精神力で乗り越えなくてはと思ってしまう人も多いですが、それがみんながみんなできたらもっと心を上手くコントロールできているはず。

「やりたくない」と思う自分は極めて正常だし、それをやらない自分を責める必要はありません

良いことをやることが当たり前なのではなく、みんな違うのが当たり前。なので「まずは自分できることからはじめよう」ということをダンシングスネイルは伝えてくれます。

”変わる”ではなく”プラスしていく”という思考へチェンジ

わたしは長い間、「自分のここを直したい」「ここを変えたい」ということをたくさん抱えていました。改善できたこともあれば、中々改善できない、変わったかと思えば変わっていなかったなんてもこともたくさんあり、その度に一喜一憂することも。

たくさんの心理学の本や心理学者、精神科医などの専門家によると、生まれもった性格は変わらないと言っているそう。

ダンシングスネイル自身も長い間、自分の性格を改善したいと色々試しては挫折を繰り返していたそうですが、その過程で”変わる”ではなく、”視野を広げいてく”ということに気づいたそう。

今の自分を決して否定しないで、ありのままの自分を受け止める。そして、今の自分をもっと良くするために、新しい視野を追加していく。そのように考えていくと変化や成長することへのハードルがだいぶ下がります。

もちろん努力して変わることもありますが、変えられないことで自分を卑下する必要はなし

限界がきたら充電することはなぜ大切なのか

日本も韓国も、頑張ること、自分の限界を超えることを大変な美徳しているのは文化なのかもしれません。だから「充電することを怠けている」とみなされることが多々あります。

例えば、ランニングして膝を炎症したらどうするか。もしかしたら、それでも走り続ける人もいるのかもしれませんが、アスリートでもない一般の人であればランニングすることをお休みする人が大半ではないでしょうか(アスリートでもお休みするとは思いますが)。脚に無理をかけて、そのまま歩けなくなってしまっては元も子もなく、結局何のためのランニングなのかわからなくなってしまいます。

体の不具合は、痛さが教えてくれるので充電しやすいのですが、心の場合はなんとか乗り越えられるだろうと思いがち。けれど、心からのサインも体同様にしっかりと受け止めることが大切

読み終わったあと自分をハグしてあげたくなる本

お医者さんや専門家でもないダンシングスネイルの言葉からは、当事者だからこそ分かることがたくさん伝わってきます。

『怠けてるのではなく、充電中です。: 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法』を全体を読んで感じた強いメッセージは、「どうしようもない時は、どうしようもない。」とまずは認め、ありのままの自分を認めるということの大切さ。

あれができなくても、ちょっと道から外れていても、大丈夫。と自信を持つことができます。この本を読んだあと、きっと自分がもっと大好きになれるはず。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。4歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、RYT200を活かしシンガポールを中心にヨガインストラクターとしても活動中。