今更聞けない「地球温暖化」って何?今日からできるCO2排出を抑える地球と私に優しい選択

今シンガポールの天候は異常。乾季と呼ばれる3月から10月の間、例年にはないほどの雨の日々が続いています。赤道直下の熱帯ジャングルなのでこれまでも乾季の時期に雨が降る事はありましたが、それでも傘はいらない(多分、日本の人はちゃんと傘をさすだろうけど)・すぐに止むという感じ。

地元メディアでも「エアコンのような天気」と報道されるほど気温が低い日が続き、家族や友人の間の会話にはかならず雨の話題はありましたが最初の頃は「雨が多いね」という程度。それが徐々に「異常じゃない?」という会話に変わりました。

これって地球温暖化の影響なんでしょうね。

そもそも「地球温暖化」とは

大雨が降る直前の湖

「地球温暖化」とは、大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロンなどの温室効果ガスが増え過ぎてしまい、宇宙に逃げようとしていた熱が地表にたまりすぎてしまい、気温が上昇したり、地球全体の気候が変化します。

地球温暖化が進むことで懸念されることはたくさんありますが、実際私たちの暮らしの中で起こりうる身近な問題についてフォーカスしてみましょう。

地球温暖化が進むことで起こる問題

水不足

地球温暖化による水不足も懸念されます。特に、乾燥した地域に住む人々や、氷河や雪に生活用水を頼っている人々などにとってはこの問題は深刻。ちなみに、氷河や雪解け水から生活するための水を得ている人は、世界の人口の6分の1を占めていると言われるそう…

水不足は、食材の不作することも。すると食材の高騰にも繋がります。年々、スーパーで野菜が高くなっていく恐れも…

自然災害

嵐や大雨などの異常気象が増え、沿岸地域では洪水や浸水の水害の増大にも繋がります。極端な降水や内水洪水、沿岸洪水、地滑り、大気汚染、干ばつ及び水不足などの自然災害は、特に人口の密集する地域では人々の暮らしや経済活動などにも大きな影響を及ぼすことが懸念されます。

日本、そして世界各地で起きている自然災害には、地震や山火事、ハリケーンなどの水害などがありますが、ここ数年は毎月のように世界のどこかしらでそういった災害が起こっているというニュースを目にしますよね。

飢餓が広がる

食料の生産性が下がると、病気にかかる人や、飢餓状態に陥る地域が増えてきます。特に食料の生産性が下がるアフリカ地域では、この影響がひどくなると予想されます。

今日からできる地球と私に優しい習慣でCO2排出をおさえよう

「異常だよね」と言いながらも、具体的なアクションを自ら起こすことに難しさを感じている人も少なくないかもしれません。私の住むシンガポールもどちらかと言えば環境後進国で、普通に生活をしていたら反エコな行動をとる傾向になりがち。それでもちょっと意識してみることで、地球そして自分自身にも優しい行動を選択できるように。まだまだ勉強中でできていないこともたくさんある私ですが、普段から意識して選択している行動をご紹介したいと思います。

移動はウォーキング / 自転車

私の移動手段は、徒歩か自転車です。自宅で仕事をしているため遠くに出かける頻度が少ないから実現可能だからと言うのも言えますが、バスや電車、車(タクシー)はほとんど使いません。

環境にも優しいし、移動で運動することができているので、体にも優しく、常にフィットでいられるなと感じています。

県をまたいで通勤されている方も日本では多いと思うので、自転車や徒歩通勤は現実的ではないと言う方も少なくないかもしれませんが、休みの日など車や交通機関に乗る回数を減らすだけでも、充分環境にも体にも優しい行動ですよね。

移動の選択を意識する
・休みの日は車には乗らない
・休みの日はおうち時間を充実させる
・バスや電車の駅は2−3駅歩く
・バスで最寄りの駅まで行く人は自転車や徒歩にシフトする

地元の食材を買う

シンガポール産のケール

運送で不要なエネルギーを排出を促進しないように、できる限りシンガポール産の食材を選ぶようにしています。とは言っても、都市国家であるシンガポールの農業用地は国土の1%で、食料の約9割を輸入に依存しているため手に入る食材はかなり限られます…

今は、地域に菜園同好会があることが分かったので家族で参加してみる予定です。また自家菜園を実験中。これも天候や部屋の日光の入り具合の問題で中々うまい具合には進んでいませんが、良いお話が近々できればいいなと思っています。

食材を買う選択を意識する
・ファーマーズマーケットや道の駅で買い物をする
・スーパーの地元食材直送コーナーを選ぶ
・自家菜園に挑戦してみる
・地元農家に弟子入りする

赤身肉は食べない

私は、赤身肉は食べません。体質的もしくは年齢的なものか分かりませんが、牛肉を食べると消化も遅く、それにエネルギーを結構使うので疲れるんです(笑)稀に食べる必要がある時だけ豚肉を食べることもありますが、それも自分ではほとんど選択しません。主なタンパク質は、鶏もも肉と魚、植物性タンパク質から摂るようにしています。

例えば私たちが牛肉を1kg食べるごとに、車で100km走るのと同じ量のCO2が排出されるというのはかなり有名な話。また最近では、多くの研究で赤身肉と発ガンとの関係が分かっています。

赤身肉を食べることが大好きな人がいきなり、それをストップするのは酷な話かもしれないので、まずは週に1回でもお肉を食べない日などを設けるだけでも体にも地球にも優しい選択。

お肉の選択を意識する
・お肉は環境負荷の低い白身肉を選ぶ
・ベジタリアン・ビーガンを選ぶ
・週1回お肉を食べない日を設定する

出来る限りプラスチックにNoをする

シンガポール国内の中で数少ないバルクストア(量り売りショップ)のTHE SOCIAL SPACE

ストローが鼻に刺さったウミガメや、プラスチックでお腹がいっぱいになったクジラのニュースが世界中に広がったことをきっかけに、海のプラスチック問題が一気に注目を集めプラスチックの使用を控えようとする人が世界中に増えました。実は、プラスチックは海だけではなくCO2排出にも大きな影響が。

例えば、石油性プラスチックの場合、CO2が排出されます。また、プラスチックが劣化する過程で、メタンなどの温室効果ガスが発生するという研究も明らかになっています。

日本のように包装が「これでもか!」というほと丁寧な国では、スーパーで買い物する方にとってはプラスチックをゼロにするのは簡単なことではないかもしれませんが、バルクショップなどで買い物をしたり八百屋や果物屋で買うなどを選んでみてはいかがでしょうか。

買い物の仕方を意識して選択する
・野菜や果物は包装されていない単品買いを選ぶ
・ファーマーズマーケットや八百屋、果物屋で買い物をする
・バルクショップで買い物をする
・マイボトルやエコバックをいつも持ち歩く

自分の選択に責任を持つために

自然保護区が目と鼻の先にある地域での生活では野生の猿に遭遇するのは日常茶飯事

チベット仏教ゲルク派の高位のラマの第14代ダライ・ラマさんの

We need one-ness of 7 billion people

Dalai Lama

という有名な言葉があります。

「one-ness」とは、一つであることを指して、地球にいる70億の人間が一つになる必要性を訴えていて、ここ最近地球温暖化のグローバルサミットに参加した時にも言っていた言葉。

みんなが一つになって、地球温暖化という問題を解決する責任があると訴えていたのですが、私はよくどうやったら70億の人が一つになることができるんだろうとよく考えます。

やり方は色々と思いますが、私は「瞑想」はその内の一つかなと考えています。瞑想は自分と一つになり本質的な幸せに気づくを目的としているので、70億の人が生の本質に気づくことは一つになることに繋がると信じています。

私たちは日々、たくさんの選択をしながら生きています。迷うこともあれば、自然とすることもあるのではないでしょうか。

色々な方面から見てみれば全ての選択に正解や不正解はないのかもしれませんが、自分の選択には責任を持ちたいですよね。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、RYT200(Registry ID: 301558)を活かしシンガポールを中心にヨガインストラクターとしても活動中。