クリーンビューティーを実践するために…わたしが行き着いた地球とわたしに優しい究極スキンケア #わたしのサステナブルウィッシュ

毎月1つずつエコな目標に取り組む  #わたしのサステナブルウィッシュ2022  2022年のサステナブルウィッシュは一般人であるわたしの日々の暮らしにより自然環境に善い行い落とし込んでいくことを目指しています。

今月は生活の中で大切にしているビューティールーティンに自然に優しいことを取り入れるため「クリーンビューティー」についての学びを深めることにしました。

#わたしのサステナブルウィッシュ2022 って何?

2021年よりスタートした連載企画。1年間を通して地球と人に優しい習慣を身につけるための #わたしのサステナブルウィッシュ

ズボラなわたしが自分なりにできる範囲で取り組んだ1年間のサステナブルな暮らしの実践は、地球全体で言われている環境や社会問題など多くの課題を解決するなんて大それたことはできませんでした。それでもこのチャレンジを通して「サステイナブルの本質」を日々考えることにつながっていると自負しています。

2022年はさらにパワーアップして #わたしのサステナブルウィッシュ2022 を実行していきます!

クリーンビューティーの定義

Photo by Jocelyn Morales on Unsplash

クリーンビューティー」とは、2015年頃にアメリカを中心に広まった美容トレンドの一つ。もともと日本ではお肌に優しい成分のスキンケアやスキンケアが多く存在していましたが、この言葉が日本でもここ1-2年の間で美容フリークの間で囁かれるようになり様々なブランドで「クリーンビューティー」を謳うスキンケアアイテムが販売されるようになりました。

では、その定義は一体何のか…

実は、クリーンビューティーには「コレ!」と言った定義はありません。クリーンビューティーを大切にしている各ブランドはそれぞれ特徴や大切にしているポイントなどは異なります。(オーガニックやサステナブルと同じですね。)

ではそれぞれ好き勝手に作りたいものを作っているかというとそうではないことが、色々なブランドを調べて見えてきました。それぞれの特徴を割り出しクリーンビューティーの概念をシンプルにまとめると「人にも環境にも動物にも負担をかけない美容」といった同じ信念を持っていることが分かります。

世界的な環境問題に直面する今、わたしたちの美を支えるものが地球上の全てのものにとって悪いものであってはいけないというのがクリーンビューティーの考え方と言えると思います。

クリーンビューティーのチェックポイント

Photo by Good Skin Club on Unsplash

人に優しい

人体に悪影響をもたらす成分を使っていないこと。安心して使えるクリーンな成分を使用しているかどうかをチェックします。

ただし、ブランドによって考え方が異なっているため、以下のような成分を使っているアイテムには要注意が必要と言えそう。

●シリコン

コスメでは毛穴カバーやウォータープルーフ効果を発揮し、シャンプーではサラサラとした指通りのいい髪に導くシリコンは、肌ざわりがなめらかになる合成ポリマー。ただし毛穴詰まりを引き起こす可能性があることや、環境面においては微生物の力で分解されないことがしばしば問題されています。

●合成香料

少量で香りをつけられる合成成分。敏感肌の人は刺激を感じてしまうこともあるため要注意。

●パーム油

アブラヤシの木から採れる油。自然由来成分ではあるものの、大量生産するために焼き畑農業をするなど東南アジアの森林破壊や、一部の労働者の人権侵害を引き起こしているため要注意。

●鉱物油

ミネラルオイルと呼ばれる石油から得られる油。持続可能な原料ではないといわれています。

地球環境へ配慮している

地球環境の循環を考えてモノづくりをしているかどうかもチェックします。

例えばコスメの容器やパッケージに、リサイクル可能なガラス容器や再生紙を使用しているかどうかなど。

また、生産過程や運搬時に発生する、CO2を削減する取り組みを行なっているクリーンビューティブランドもあります。輸送時は空輸ではなくCO2排出量が少ない船便を使用する、運搬するときのCO2をできるだけ減らすために国内で生産しているブランドなど、各ブランド取り組み方は多種多様です。

その他にも、貴重な水源を守るために、水を汚染しない成分で作られているアイテムも増えてきました。

クルエルティフリー

クリーンビューティを謳っているブランドは、動物実験をしない(クルエルティフリー)というルールを設けていることも多くあります。

従来の化粧品は、多くの動物(一般的にはウサギやねずみなど)が化粧品の臨床試験のために犠牲になってきたため、地球上の全ての生き物に負荷をかけないというのも多くのクリーンビューティーアイテムを販売されているブランドの大切にしていくポイントです。

透明性があるか

どんな成分を使いどこでどのように生産しているかどうかをキチンと消費者に本当のことを伝えているかどうかもクリーンビューティーを選ぶ上で大切なポイントです。

ブランドの公式サイトでは、原料や生産地、ブランドごとの成分に対するこだわりが公開されているかどうかをチェックしていきましょう。

アーユルヴェーダの知恵を参考に…究極のクリーンビューティーという選択

天然素材でするスキンケア

トレンドの勢いもあり、今は本当にたくさんのクリーンビューティーアイテムを扱うブランドが増えています。増えれば増えるほど、消費者であるわたしたちは混乱しますよね(笑)そこで、わたしがたどり着いたのが「自分で使うものは、できる限り自分で作ればいいんだ」という考え方。

そもそも「スキンケアは買うもの」という決まりはありません。スキンケア商品をわざわざ買うようになったのは、日本ではほんの数十年前のことなんだとか。それ以前の日本のオトナ女子たちは、自分に合ったスキンケアを自ら手作りしていました

自分で作ったものであれば、添加物は一切ありません。天然素材のみを使ったスキンケアは肌にも馴染みやすくうるおいもたっぷり実験も自分で行えば良く余計なゴミを出すことも防げます

また、生理前・生理中・生理後などゆらぎの多い女性は、その時々にあわせてスキンケアを変えるということも簡単にできるようになります。

もちろん、保存料がないため、作ったあとは早めに使い切る必要がありますが、使う分だけ作ればいいだけの話です。

昔の日本だけでなくこうした自分に合ったスキンケアを作るというのは、アーユルヴェーダでも同じです。アーユルヴェーダには「キッチンファーマシー(台所薬局)」という言葉があります。わたしたちの体や心の健康を支えるセルフケアアイテムはキッチンの中に揃っていると考えです。それは美容も同じ。

ここからは、わたしが実験を重ねてやってみてよかったキッチンファーマシーのアイディアをご紹介します。「自分で作る」と聞くとつい「面倒くさそう」とイメージする方もいるかもしれませんが、そんなに大したことはしていません。気になる方は参考にしてみて下さいね。

キッチンにあるもので楽しくスキンケア「キッチンファーマシー」

※必ずパッチテストを行うようにして下さい。
※お肌に合わない場合は使用をすぐにやめて、必要であれば専門医に相談して下さい。

無糖ヨーグルト

軽めのメイクをしている方であれば、無糖ヨーグルトはクレンジングミルクとしてメイク落としになります。また、オーガニックハニーを加えてパックにしてみても◎。保湿効果が期待できます。

ギー

ニキビ(吹き出物)ができてしまった時、また腸内環境の不具合から口角が切れてしまった時など、ギーをひと塗りすると次の日、時には数時間後には全くその面影をなくしてしまいます。(もちろん個人差があるのは忘れないで下さいね。)

その他にも、ギーを目の周りにアイクリームとして使うと小じわ防止効果や、目の下のクマを軽減する効果も期待できるんだとか。

お米の研ぎ汁

日本人の食卓に欠かせないお米。毎日お米を研いでいるという方も少なくないのでは?(わたしは1日に3回研ぐこともあります!)実は日本では、お米は古くから食べるだけではない使われ方をしてきたということが分かっています。日本の平安時代の女性は床まである美しい長い黒髪が印象的だけれど、ある研究によると、そんな髪の毛を米のとぎ汁に浸して美髪を保っていたんだとか。

現代でも、髪をサラサラにし、ツヤを出し、髪の成長を早める効果があると、お米の研ぎ汁ヘアケアとしてのアメリカではTik Tokを中心に話題になっています。

●お米の研ぎ汁ヘアケア

  1. 米1合を洗い、水気を切る。
  2. 洗って水気を切ったお米をジャーなどの密閉容器に入れ、1カップの水を加える。一晩放置(できれば常温がベスト!また寒い時期などは、24時間ほど放置するのが良いと思います。)
  3. お米の水気を切り、スプレーボトルなどに発酵米とぎ汁を入れる。
  4. 乾いた頭皮と髪に、3のとぎ汁を塗布する。
  5. 20〜30分放置した後、通常通り洗髪する。

保存は冷蔵庫で。2日以内に使い切ることをおすすめします。

また、お米の研ぎ汁で洗顔をするとピーリング効果もあると言われていておすすめ。わたしも週2-3回やっていますが、お米の研ぎ汁で洗顔したあとは、くすみが消えて肌が明るくなるので大好きです。

米のとぎ汁には、墨の汚れを落とす作用があるように、肌の角質を吸着して取り除くといわれています。

●米のとぎ汁洗顔

  1. たっぷりの水でザッとお米を洗ったら、手早く水を切る。
  2. 2~3分、念入りにお米を研ぐ(農薬をしっかり落とすようにしましょう)
  3. そのまま1時間〜3時間程度放置。
  4. 白く濁ったとぎ汁を別の容器に移す。
  5. クレンジング、洗顔を行ったあと、4のお米の研ぎ汁をお湯で1.5倍ほどに薄める。
  6. 顔全体をバシャバシャと洗う。

究極の天然素材スキンケア+αがあると良い

Photo by Claudia Mañas on Unsplash

クリーンビューティーのブランドも本当にたくさんあるため、選ぶのは本当に難しいなと思います。それぞれのブランドの理念や製造過程などをしっかりと把握するだけでもかなりの時間と労力、そしてお金もかかります。

ですので、最低限のその時々の自分に合ったスキンケアはキッチンの中にあるものを使いながら、プラスαをスキンケアアイテムがあると安心だと思っています。

わたしが試してよかったと思えるのは、カナダ発のThe Ordinaryというブランド。すべての製品が臨床テストに基づいて作られています。お財布に優しいお手頃価格も嬉しいポイント。

ボトルはすべてリサイクル可能なガラス瓶、成分は有効成分のみを配合したシンプル処方なので、肌悩みに応じたアイテムが見つかりやすく幅広い肌質に対応してくれます。また、クルエルティーフリー&ヴィーガンです。

美容マニアの間で話題になっている複数のペプチド配合美容液はエイジングケアを気にするオトナ女子にオススメ。

The Ordinary 100% Organic Cold-pressed Moroccan Argan Oil 30ml

The Ordinaryのアイテムは美容液がメイン。日本風の保湿系化粧水は販売されていません。それは、そもそもカナダの化粧水は保湿機能のない”ふき取り化粧水(トナー)”が一般的といったスキンケア文化が日本とは異なるからだそう。

ですので、化粧水と合わせて使ったりクリームやオイルと組み合わせて使うのがおすすめです。

今後は、化粧水を作ったり、アボカドはちみつマスク作りなどにも実験していこうと思っています。手にした時、香りを嗅いだ時、肌につけた時に、五感から喜ぶような自然の恵みを感じられるものは、肌はもちろんのこと心も優しく包み込んでくれるような気がします。それこそが、クリーンビューティーなのではないかなと思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。