バンブー歯ブラシを使ってみて気づいたこと。日本人の歯には日本製の歯ブラシが合っていると思う。

7月はPlastic free July(プラスチック・フリー・ジュライ)です。プラスチックの消費を減らそうとするゼロウェストのムーブメントの一つで、オーストラリアで始まりました。

身の回りにどれだけのプラスチックが溢れているか気づける大きなキッカケになると同時に、難しいと思いがちなゼロウェストの実践が、少しの心がけで誰でもできるということにも気づけると思います。

プラスチックの何がいけない?

1週間に1枚分のプラスチックを食べている

WWF ジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)の公式HPでは、人は平均すると1週間に1枚のクレジットカード分のプラスチックを食べているというという動画が公開されています。

私達の身の回りに溢れているプラスチックは、小さな粒子となって空気中や食事、飲み物など様々な手段で私達の体内に侵入しています。

プラスチックの人体への健康被害の研究はまだ始まったばかり。具体的な研究結果は出ていませんが、進んでプラスチックを食べたいという方はいないですよね。

環境への被害は実証済み

人体への影響はまだ明らかになっていないプラスチックですが、野生動物や環境問題などへのの甚大な悪影響を及ぼしていることは証明済み。

WWFの調べによると、毎年800万トンのプラスチックが海に流出しているといいます。そして、このプラスチックは自然界の中で半永久的に完全には分解されることはありません。

海に流出したプラスチックの影響により、魚類、海鳥、アザラシなどの海洋哺乳動物、ウミガメなどの生物が傷つけられ、最悪の場合死に至ります。

バンブー歯ブラシのメリットとデメリット

ペットボトル、ラップ、洗濯バサミ…私たちの生活にはありとあらゆる場面でプラスチックが溢れています。毎日使うものの中で、歯ブラシもその一つ。ごはんを食べることは誰もが毎日習慣にすることで、歯を磨くことも健康な歯を維持するための大切な習慣です。

今、使っているプラスチック歯ブラシをバンブー製に変えるだけで、ゼロウェストになります。

バンブー歯ブラシとは

日本で市販されている歯ブラシの多くがプラスチック製。歯ブラシの使用期間は人によって違うかもしれませんが、平均で1ヶ月から1ヶ月半という所でしょうか。
そう考えると、一人が年間で破棄するプラスチック歯ブラシの数は大体7,8本から多い人だと12本?!

そのプラスチック歯ブラシをバンブー歯ブラシに変えるだけで、プラスチックの消費が抑えられます。

バンブー歯ブラシはその名の通りバンブー(竹)でできた歯ブラシです。現在、マーケットに出回っているのは残念ながら海外製のみだと思われます。

バンブー歯ブラシのメリット

エコ

バンブー歯ブラシは、地球に優しい生分解性の商品。つまり、半永久的に自然に還ることのできないプラスチックに対して、バンブーは土に還ることができます。

大切に使う

エコな商品は、それ相当の値段がします。私が使用しているバンブー歯ブラシは、1本5シンガポールドル。日本円でおよそ400円です。プラスチック製の歯ブラシにしてみたらやはり高いかなと思います…。

バンブー歯ブラシを使い始めてから、葉の磨き方が丁寧になりました。プラスチック製の歯ブラシを使用していた時は、所謂 ”ながら磨き” も多かった私。テレビを見ながら。スマホをいじりながら。本を読みながら。歯を磨いているのかどうなのかということも。

人間の心理が働くのかわかりませんが、値段に対して相応の磨き方をするようになったと思います。

見た目が良い

人の好みにもよるとは思いますが、バンブー歯ブラシは見た目が良いと私は思っています。

バンブー歯ブラシのデメリット

カビ問題

赤道直下で1年を通して高温多湿な国でバンブー歯ブラシを使用するのに、避けられないのがカビ。風通しの良い場所に保管しても、1ヶ月を使用するとカビが発生してきます。

どんなに清潔な人でも、お口の中には沢山の細菌が存在しているのは周知の事実。使用後の歯ブラシには、基本的にお口の中の細菌が付着しているし、使用後の歯ブラシもきちんと洗浄しなければ、そこに細菌やカビが繁殖します。

プラスチック歯ブラシでもそれは同じことが言え、更にバンブー製はカビが繁殖しやすいよう。

とは言え歯ブラシの交換目安時期は1ヶ月。

値段はプラスチックの倍

先述した通り、エコな商品はそれ相当の値段がします。プラスチック歯ブラシの2倍〜3倍の値段をする歯ブラシを1ヶ月に1本使う。400円のバンブー歯ブラシを1年間で12本消費すると考えれば一人年間4,800円です。

海外製のバンブー歯ブラシは日本人の口に合わない

口の大きさ、歯の形は人それぞれ違うので一概には言えませんが、海外製の歯ブラシは基本、ブラッシングする部分が大きく日本人(私)の小さな歯と歯茎に当たらず磨き残しが見られるのが、バンブー歯ブラシを使用していての一番の残念なポイント。

バンブー歯ブラシ同様にエコなデンタルフロス・シルクフロスと一緒に併用して何とか歯の健康を死守しようとしていますが、3歳の娘はさすがにデンタルフロスを好みません。子ども用のバンブー歯ブラシも大人同様にブラッシング部分が大きく、小さな小さな娘の口と歯には大きすぎます。

日本のメーカーが、バンブー歯ブラシを開発してくれることを切に願っています。

自分ができることから。少しの心がけが大きな一歩に。

プラスチックフリーを実践するために、私たちにできることの一歩となるのが「気づくこと」だと私は思っています。身の回りを見てみるといかにプラスチックに囲まれているかということに気づけます。

気づいたものから少しずつ、その消費を抑えていくことができれば徐々に身の回りのプラスチックごみは少なくなっていき、プラスチックフリーを実現できるようになります。

歯ブラシにしろ、ペットボトルにしろ、ラップにしろ、たくさんのエコな商品を手に入れることができます。まずは自分ができることから始めてみましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘 Emmaと夫と3人暮らし。Webを中心に、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、旅行など幅広いジャンルに関する情報を発信。現在はWEBクリエイターとしてWEBサイトを運営、取材、執筆活動を行う傍ら、RYT200(Registry ID: 301558)を活かしシンガポールを中心にヨガインストラクターとしても活動中。