皆さんは本を読むのは好きですか?わたしは子どもの頃から図書館が大好きで、小学校の夏休みはほぼ毎日図書館にいたように記憶しています。
やっぱり紙の本の方が、読みさすさや特別感があるので好きですが、ここ数年は所有したい本とそうでない本を分けるようにして電子書籍も積極的に活用しています。
ここにきて最近気になっていたのが”オーディオブック”。読書好きの方から、読書が苦手という方までここ最近注目を集めているのが”耳で聴く本”のこと。
試してみたいと思いつつも、オーディオブックにもいくつか種類があり、「どれがおすすめ?」と迷ったり、そもそも「聞き”ながら読み”で本当に内容が頭に入るのか?」と疑問に思い中々手を出せずにいました。
そこで今回は、日本最大級のオーディオブック配信サービス『audiobook.jp』とamazonの『Audible』を試して比較することに。
オーディオブックに興味のある方や、どちらがいいのか迷っている方は参考にして下さいね。
Contents
オーディオブックとは

”オーディオブック”とは、書籍をプロの声優やナレーターが読み上げた”耳で聴く本”。
専用のアプリをダウンロードすれば、スマホやPCなどお好みの端末でプロの朗読を聞きながら読書することができる新しい読書の形です。
オーディオブックのメリット

時間を有効活用できる
オーディオブックのメリットはなんと言っても、”ながら読書”ができること。
スキマ時間を使って何かをすることが得意な人は多いですが、オーディオブックもまたそういった人たちの時間の有効活用におすすめです。
歩きながら、電車に乗りながら、料理を作りながら、洗濯物を畳みながら、運動をしながら…
イヤホンを耳に装着すれば、いつだって読書ができます。
何かしらの作業をしているときでも、耳だけは使っていないというときに、オーディオブックがあれば読書をすることができます。
▼オーディオブックのお供におすすめなのはAirpods
目が疲れているときでも読書ができる
意識的にも無意識的にも、現代人はかつてないほど”目”を酷使しています。
仕事でパソコン、家ではスマホにタブレットにテレビ。
当たり前と化していますが、寝るとき以外、何かしら光る画面を見てるような気がします…。
目を酷使すれば視力にも影響してきますし、首コリや肩こりから、自律神経の乱れにも繋がったりと、わたしたちの心身に様々な影響を与えます。
目を休ませながらも、読書ができることもまた、オーディオブックだからこそ!
たくさん読書ができる
本の内容や作家や著者の文章の書き方やテンションにもよるのですが、わたしは基本的に本を読むスピードがそんなに早くありません。夫からよく「えっ?まだ終わってないの?」と驚かれます。
オーディオブックは速さ調節ができますがプロの方がテンポよく朗読してくれるので、普段自分で読書をするよりもかなりスピーディーに読書することができるのもメリット。
1冊に1ヶ月かけることもざらにありましたが、オーディオブックを使うようになってからは、1ヶ月に3−4冊読めるようになりました。
オーディオブック業界で評判の高い『audiobook.jp』とamazonの『Audible』を比較!

『audiobook.jp』とamazonの『Audible』の概要
audiobook.jp | Audible | |
料金 | 〈聴き放題プラン〉 月額750円 (対象タイトルのみが聴き放題) 〈月額会員プラン〉 月額330円~ (購入ポイントが毎月付与される) | 最初の1冊は無料 無料体験後は月額1500円 |
購入できる冊数 | 〈聴き放題プラン〉 対象タイトルが聴き放題 〈月額会員プラン〉 保有ポイント数による | 毎月1冊 |
無料体験 | 30日間無料体験あり | 30日間無料体験あり |
特徴 | ・アプリで視聴することができる〈聴き放題プラン〉は、対象タイトルが月額750円で聴き放題。 ・ミリオンセラー『嫌われる勇気』 や全世界3000万部の大ベストセラー『7つの習慣?成功には原則があった!』など幅広いジャンルの作品を配信。 | ・Amazonの関連会社。 ・Amazonに会員登録していれば新規の登録手続きなどが必要なし。 ・無料体験後、毎月1つ付与されるコインで好きなタイトルを購入できる。 ・退会後でもダウンロードしたタイトルは引き続き聴くことができる。 |
『audiobook.jp』の聴き放題プランを試してみて感じたメリット・デメリットとおすすめの人
メリット | デメリット |
・聴き放題プラン750円はかなりお得! ・話題作が対象タイトルになっていることもある。 ・小説やビジネス書、ポッドキャスト番組から英語学習まで意外と種類が豊富。 | ・聴き放題対象タイトルが限られている。 ・ラインナップが少ない |
『audiobook.jp』のおすすめは〈聴き放題プラン〉。今なら30日間無料体験することができます。わたしもこの無料体験からはじめました。
小説やビジネス書、ポッドキャスト番組から英語学習まで意外と種類が豊富で、わたしが無料体験をした際はミリオンセラーの『嫌われる勇気』が対象タイトルにあり迷わず視聴しました。(2021年7月中旬時点)。
「とくかくたくさんの本をながら読書したい!」という方は、『audiobook.jp』の〈聴き放題プラン〉はおすすめです。
Audibleを試してみて感じたメリット・デメリットとおすすめの人
メリット | デメリット |
・話題作や最新作も提供されている。 ・会員なら返品や交換も可能 ・解約後も購入した書籍は視聴できる ・俳優・女優のナレーションコーナーで好みの声を選択できる | ・月額1,500円で1冊のみ視聴 |
月額1,500円で1冊なので、Audibleは読み放題ではありません。audiobook.jpの聴き放題プランと比較すると「高い」と感じるかもしれませんが、またラインナップの多さでいったら、Audibleにまさるものはないのでは。amazonの関連会社ということもあり話題作や最新作が配信されているのもポイントです。
またAudible独占の本などもあるのも特徴。例えば、川上未映子さんの最新作『春のこわいもの』は、Amazon Audible書き下ろし小説でAudible独占配信です。
色々な本を読み漁るというよりは、「特定のこの本を読みたい!」という方には、amazonのAudibleがおすすめ。1冊ではありますが、必ず自分の好きな本が読むことができます。
本当に頭に入ってくるの?オーディオブックのおすすめの使い方

オーディオブックを最大限に活用できるかできないかのポイントは、”どんなことをしている時にオーディオブックを使うか”ということだと思います。
いつでも好きな時に、作業をしながら読書ができるオーディオブックですが、すでにしている作業(通勤や家事など)にプラスするということは、集中すべきことがすで存在する可能性があるということ。
わたしの場合は、歩いている時や電車に乗っている時の使用が一番オーディオブックの使用に合っている時間でした。
料理や洗濯物などは、すでに何か集中しなければいけないことがある時に、新しく集中するもの(読書)を付け加えても、中々頭に入ってはきません。
いくらマルチタスクが得意な現代人でも、一度に2つ以上のことに100%の心を向けるのはどうしても難しい!
オーディオブックを読書しながら料理をしている時は「あれ?今なんて言った?」なんて巻き戻しすることも多々ありました。
上手に使うことができれば、時間を有効的に使うことができるオーディオブック。「とにかく毎日が忙しくて読書時間が取れない人」や「目に優しい読書がしたい人」などはまずは30日間無料体験からはじめてみてはいかがでしょうか?