海外生活10年目突入!わたしがシンガポール生活を生き抜くために大切にしている5つの考え

夫と2人でスーツケースたった2つで降り立ったシンガポール。あの日から気づけば10年が経過していました。

日夜猛スピードで進むシンガポールの発展を身近で目の当たりにした10年間。日に日に”日本化”しているシンガポールでは、日本と何ら変わらない生活を送ることができると思います。(お金さえあれば 笑)

けれど、やはり海外。カルチャーや宗教観、価値観など異なったバックグランドを持つ人々の中で暮らすことは、決して楽とは言えません。

今回はわたしがこの10年間で学び・培ってきた考えを5つシェアしたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
・海外生活をしている人
・海外生活をしてみたい人
・新しい環境や人間関係に馴染めないと感じている人

シンガポールで10年間生き抜くためにわたしが大切にしている5つの考え

1. ”自分”をしっかり持つ

日本にいた頃のわたしは「何が食べたい?」と聞かれれば「何でもいい」と自動的に答え、他人に責任を押し付けている生き方をしていたと思います。

ですので、自分の思い通りにならないことばかりの世の中や周りの人に怒りや落胆を感じ生きていました。

今でも「何が食べたい?」と聞かれ、本当に何でもいい場合は「何でもいい」と答えます。けれど、多くの場合自分を主張するようにもなりました。

食べ物以外にも、教育だったり、最近であれば予防接種の可否だったり、「周りがこうだから自分もこうしよう」では、決して自分の意図に沿っているとは言えません。無意識的になんとなく生きることが容易にできてしまう世の中ではありますが、自分をしっかり持つことで全ての選択に納得できます。

また自分の思い通りにならないこと、つまりは他人が決めたことに乗っかっていなければ、責任を押し付けるなんて理不尽なこともしなくなりました。

もちろん100%自分の主張が通ることわけではありませんが、それでも「わたしはこう思う」「わたしはこれがしたい」ということを、しっかりと伝えることでわたしに心を開いてくれる人が多くなったように思えます。

2. 全ての人に受け入れてもらわなくて良い

文化や価値観が異なる人々の中で生活するということは、考え方や意見は10人いれば10通りあります。もちろん、海外限定ではなくおそらく日本であってもそうだと思います。生まれも育ちも異なった環境だったり、年齢、性、付き合ってきた人間関係など全ての人が異なり、同じ人間なんて一人もいないのだから。

それを理解すれば、全ての人に受け入れてもらう必要なんて皆無ということにも気付けるはず。

中には意見の食い違いで全否定してくれる人もいるかもしれませんが(そういう人にも何人も出会いました)、わたしはそういう人には無理に合わせる必要はないとも思っています。

3. 環境に順応するように努力する

わたしがこの10年間大切にしてきた諺が、『郷に入っては郷に従え』。

郷に入っては郷に従え:

よその土地へ行ったら、その地の風習を尊重し、これに従うがよい。文化の異なるところでは、その文化を尊重することが大切で、むやみに自分たちのやり方を持ち込んではならない。

コトバンク

1と2の話しをした後に、『郷に入っては郷に従え』とは支離滅裂な感じがしますが(笑)、大切なのは”努力”することだと思っています。

どうしても受け入れることができない・納得できないことがあれば、わたしは決してイエスとは言いませんが、それでもできる限りの努力をすることは大切だとも肝に銘じています。

「日本ではこうなんだよ」「わたしの育ってきた環境ではこうなんだよ」と伝えながらも、なるべくその土地の文化は積極的に取り入れることは、その土地で長く暮らすことができるようになります。

得に、食べ物などは積極的に現地の食材を使ったり、ローカルフードを食卓に取り入れるようにしています。その土地で昔から食べられている料理や、その土地で摂れた食材は、その土地で快適に暮らすためのツールの一つです。

4.失われていくものに執着しない

入れ代わり立ち代わりの激しいシンガポール。たくさんの人との出会いと別れがあったり、新しいお店ができては潰れたりと、たくさんの”破壊”を目の当たりにしていきました。

「寂しい」「恋しい」と思う気持ちは決して否定はしませんが、いつまでも失われるものに執着することは、決してヘルシーではないと思っています。

創造されたモノや関係、環境は維持されても、いつかは破壊されるのが自然の法則だから。わたしたち人間は自然の一部であって、失われるものに執着することは自然のサイクルに反しているのではないでしょうか。だから苦しくなるし、辛くなるのだと思います。

無理に維持しようとしないで、破壊は創造につながることを覚えていれば、きっと別れも辛くなくなると思いますよ。

5. エネルギーの無駄遣いをしない

猛スピードで変化していく世界の中で生きていると、自然と物理的にも精神的にも全速力になってしまいがちです。もちろんそれもまた順応と言えばそうなのかもしれませんが、限りあるエネルギーを枯渇させてしまっては元も子もなく…

だからこそ、わたしは意識的にゆっくり丁寧に歩くスピードで生きていきたいなと思っています。

自分のエネルギーを有効的に使っていきたいのです。

変化の多い世の中の短期的な喜びや楽しみを味わいながらも、常に地に足をつけて生きていくことが今の目標です。

10年後考えはアップデートされているかもしれない

人の考えというものも、環境によって変わっていきます

ですので、わたしがこれから10年間で体験することや人間関係、また年齢に応じて、これらの考え方も変化するかもしれません。

10年後読み返した時「なんて子どもなことを言っているのかしら!」と思うかも…けれどきっとそれは成長の証

正直、まさか自分が10年シンガポールに住むなんて思ってもいませんでした。

「いつまでいるの?」と言うのはよく聞かれる質問ではありますが、それはわたしが決めることではないのかなとも思っています。

自分に与えられた環境を精一杯生きていきていきたい、今日という日は最初で最後の日だから。そのためにも考えをアップデートしながら、残りの(シンガポールでの)暮らしを楽しみたいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

シンガポール在住10年 文筆家/ヨガ講師/アーユルヴェーダアドバイザー  House of Emmaでは、毎日の暮らしの中でできるヨガとアーユルヴェーダの智慧をベースにした食事、美容、セルフケア、季節ごとの過ごし方などライフスタイルの提案をしています。